キーズら3人が準決勝に進出、コリンズはトップ10復帰が確定 [ストラスブール国際]

写真はマディソン・キーズ(アメリカ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「ストラスブール国際」(WTA500/フランス・ストラスブール/5月19~25日/賞金総額92万2573ドル/クレーコート)の女子シングルス準々決勝で、第4シードのマディソン・キーズ(アメリカ)がマグダ・リネッテ(ポーランド)を6-1 6-3で退けベスト4に進出した。

 1-1から5ゲームを連取して第1セットを先取したキーズは、第2セットで相手のサービスゲームを2度破って1時間9分で快勝した。

 肩のリハビリのためシーズン序盤を棒に振ったキーズはヨーロッパのクレーコートシーズンに入って調子を上げており、出場3大会すべてでベスト8以上に勝ち進むなど9勝2敗の戦績を残している。キーズが負けた2試合(マドリッド準決勝とローマ準々決勝)は、いずれも世界ナンバーワンのイガ・シフィオンテク(ポーランド)に対するものだった。

「クレーコートシーズンは今のところとてもいい感じよ。シーズン序盤にプレーできなかったから、手応えを掴むために何試合か続けて勝ちたいと思っていたの。ここまではうまくいっているわ」とキーズは試合後にコメントした。

 キーズは次のラウンドで、第2シードのベアトリス・アダッド マイア(ブラジル)を6-3 6-0で破って勝ち上がった第5シードのリュドミラ・サムソノワ(ロシア)と対戦する。

 そのほかの試合では第3シードのダニエル・コリンズ(アメリカ)がクララ・ビュレル(フランス)を6-1 6-3で下して4強入りを決めたが、第1シードのマルケタ・ボンドルソバ(チェコ)とアンヘリーナ・カリニーナ(ウクライナ)の試合は雨による遅れの影響を受けて日没のため延期となった。

 ここ23試合で21勝目を挙げたコリンズは、準決勝に進出した時点で大会後に更新される世界ランクでトップ10に返り咲くことが確実となった。

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写真◎Getty Images

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