ナダルの相手はズベレフに決定、足首負傷のアクシデントで終わった2022年大会準決勝以来の対決 [フレンチ・オープン]

写真は2022年フレンチ・オープン準決勝で足首を負傷したアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ/手前)と心配そうに歩み寄るラファエル・ナダル(スペイン/中央左)(Getty Images)


 シーズン2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月26日~6月9日/クレーコート)の組み合わせ抽選が行われ、男子シングルスで歴代最多記録である14回の優勝を誇るラファエル・ナダル(スペイン)は1回戦で第4シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)と対戦することになった。

 同大会で112勝3敗の戦績を誇る37歳のナダルは今回が最後のロラン・ギャロスとなる可能性が高いと言われているが、実現すればズベレフが足首の大ケガを負った2022年大会準決勝以来の対決となる。

 ナダルはズベレフに対して7勝3敗とリードしているが、フィジカルの問題を抱えているためクレーコートの前哨戦3大会で5勝3敗と全盛期の強さを発揮することは難しいと見られている。

 一方のズベレフは前哨戦のローマで2年前の大ケガから復帰後初めてATPマスターズ1000大会のタイトルを獲得して気分よく大会に乗り込んでおり、ナダルにとって厳しいドローとなった。

 男子では第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したピエール ユーグ・エルベール(フランス)に対する試合で2年連続4度目の優勝と歴代単独トップとなる25回目のグランドスラム制覇に向けた挑戦をスタートするほか、元世界ナンバーワンのアンディ・マレー(イギリス)は4年前にも実現していた2015年大会覇者のスタン・ワウリンカ(スイス)とグランドスラム優勝経験者同士の1回戦を戦うことになった。

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写真◎Getty Images

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