望月慎太郎がキャリア2度目のグランドスラム予選突破、バグニスの途中棄権で勝利が決定 [フレンチ・オープン]

写真はオーストラリアン・オープンでの望月慎太郎(木下グループ)(Getty Images)


 シーズン2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/予選5月20日~、本戦5月26日~6月9日/クレーコート)の男子予選決勝で第13シードのファクンド・バグニス(アルゼンチン)が第2セット途中で棄権したため、望月慎太郎(木下グループ)の本戦入りが決まった。

 ワンブレーク差で第1セットを落としたバグニスは第2セット第1ゲームでサービスダウンを喫し、第2ゲームを望月がキープした時点で試合続行を断念した。試合時間は59分。

 フレンチ・オープン予選に2年連続出場となる20歳の望月は初戦でニック・ハート(ドミニカ共和国)を4-6 6-4 6-2で、2回戦では第18シードのステファノ・ナポリターノ(イタリア)を6-3 6-2で破って勝ち上がっていた。初挑戦だった昨年は、予選1回戦でデニス・ノバク(オーストリア)に2-6 6-4 1-6で敗れていた。

 同大会での望月は2019年にジュニアの部に出場し、ジュニアグランドスラム初挑戦で4強入りした実績を持っている。

 望月がグランドスラム大会で予選を突破したのは昨年のウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)以来でキャリア2度目だが、予選決勝で敗れた1月のオーストラリアン・オープンでラッキールーザーとして繰り上がったため本戦の舞台に立つのは3度目となる。

 そのほかの男子日本勢は内山靖崇(積水化学工業)が2回戦で、島袋将(有沢製作所)は1回戦で敗れていた。

 フレンチ・オープン予選は男女ともシングルス128ドローで争われ、3試合を勝ち抜いた各16名が本戦への出場権を手にする。

予選4日目|5月23日

男子予選決勝◎試合結果|日本人選手

○101望月慎太郎(日本/木下グループ)6-4 2-0 Ret. ●97ファクンド・バグニス(アルゼンチン)[13]

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Ret.は途中棄権

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写真◎Getty Images

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