約5週間ぶりに娘と再会した大坂なおみがセンターコートの開幕試合に登場「母であることを通して多くの教訓を学んでいる」 [フレンチ・オープン]

写真は大会を前に会場で練習中の大坂なおみ(フリー)(Getty Images)


 シーズン2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月26日~6月9日/クレーコート)の開幕前日に行われた記者会見に元世界ナンバーワンの大坂なおみ(フリー)が登場し、パリで約5週間ぶりに娘のシャイちゃんと再開したことを明かした。

「彼女と離れるのは本当に辛かったけど、毎日電話をしていたの。娘が元気で幸せそうにしている姿を見ると私もうれしくなる。昨日は彼女が初めて歩いたから本当にうれしかった」と大坂は話した。

 クレーコートでのテニスには母親であることと同じような資質(忍耐力、回復力、適応力など)が求められるかと聞かれた大坂は、「面白い質問だけど、母親はそれらすべてを兼ね備えていなければならないと思う」と答えた。

「生まれながらにそのような資質を持っている人もいるけど、私は母であることを通して多くの教訓を学んでいるわ。そのようなことを思い出してコートで応用できるよう願っている」

 大坂はロラン・ギャロスで3度の3回戦進出(2016年、18~19年)がこれまでの最高成績だが、ルチア・ブロンゼッティ(イタリア)に対する1回戦はセンターコートのオープニングマッチに組まれた。この試合の勝者は2回戦で、3年連続4度目の優勝を目指す第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)と予選を勝ち上がってきたレオリア・ジャンジャン(フランス)の勝者と対戦する予定になっている。

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写真◎Getty Images

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