4年ぶりに実現したグランドスラム優勝経験者同士の1回戦はふたたびワウリンカがマレーにストレート勝利 [フレンチ・オープン]

写真は試合後に握手を交わすスタン・ワウリンカ(スイス/左)とアンディ・マレー(イギリス)(Getty Images)


 シーズン2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月26日~6月9日/クレーコート)の男子シングルス1回戦で、スタン・ワウリンカ(スイス)がアンディ・マレー(イギリス)を6-4 6-4 6-2で退けた。試合時間は2時間19分。

 ともにグランドスラム優勝経験のあるふたりは秋に開催された2020年大会でも1回戦で顔を合わせており、ワウリンカが6-1 6-3 6-2で勝っていた。

 同大会に3年連続19回目の出場となる39歳のワウリンカは、2015年にタイトルを獲得。昨年はフルセットの末に初戦を勝ち上がったが、2回戦でタナシ・コキナキス(オーストラリア)に6-3 5-7 3-6 7-6(4) 3-6で敗れていた。

 ワウリンカは次のラウンドで、第32シードのキャメロン・ノリー(イギリス)とパベル・コトフ(ロシア)の勝者と対戦する。

 そのほかの試合では第27シードのセバスチャン・コルダ(アメリカ)、ファビアン・マロジャン(ハンガリー)、セバスチャン・オフナー(オーストリア)、コランタン・ムーテ(フランス)、ダニエル・アルトマイヤー(ドイツ)、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したアレクサンドル・ミュレー(フランス)、予選勝者のジズー・ベルグス(ベルギー)、ワイルドカードを得て参戦したリシャール・ガスケ(フランス)、元世界ランク4位の錦織圭(ユニクロ)が2回戦に駒を進めた。

 第16シードのニコラス・ジャリー(チリ)がムーテに2-6 1-6 6-3 0-6で、第24シードのアレハンドロ・タビロ(チリ)はベルグスに6-3 6-7(5) 2-6 2-6で敗れ、それぞれ初戦でシードダウンを喫した。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者

大会初日◎5月26日|主な試合結果

男子シングルス1回戦

○70アレクサンドル・ミュレー(フランス)[WC] 6-4 6-1 6-3 ●69ルカ・ナルディ(イタリア)

○78ダニエル・アルトマイヤー(ドイツ)7-5 6-4 6-7(6) 5-7 7-6(10-6) ●77ラスロ・ジェレ(セルビア)

83錦織圭(日本/ユニクロ)7-5 7-6(3) 3-6 1-6 7-5 ●84ガブリエル・ディアロ(カナダ)[Q]

○89セバスチャン・コルダ(アメリカ)[27] 6-2 7-6(4) 6-4 ●90アロルド・マヨ(フランス)[WC]

○106ジズー・ベルグス(ベルギー)[Q] 3-6 7-6(5) 6-2 6-2 ●105アレハンドロ・タビロ(チリ)[24]

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○109ファビアン・マロジャン(ハンガリー)6-2 6-2 6-3 ●110ミカエル・ククシュキン(カザフスタン)[Q]

○114コランタン・ムーテ(フランス)6-2 6-1 3-6 6-0 ●113ニコラス・ジャリー(チリ)[16]

○118セバスチャン・オフナー(オーストリア)3-6 4-6 7-6(2) 6-2 7-5 ●117テレンス・アトマン(フランス)[WC]

○123スタン・ワウリンカ(スイス)6-4 6-4 6-2 ●124アンディ・マレー(イギリス)

○125リシャール・ガスケ(フランス)[WC] 7-6(5) 7-6(2) 6-4 ●126ボルナ・チョリッチ(クロアチア)

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写真◎Getty Images

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