3連覇に挑むシフィオンテクがマッチ13連勝で大坂なおみの待つ2回戦へ [フレンチ・オープン]

写真はイガ・シフィオンテク(ポーランド)(Getty Images)


 シーズン2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月26日~6月9日/クレーコート)の女子シングルス1回戦で、第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)が予選勝者のレオリア・ジャンジャン(フランス)を6-1 6-2で下してタイトル防衛に向けた挑戦をスタートした。試合時間は1時間1分。

 同大会に6年連続出場となる22歳のシフィオンテクは、これまでに3度(2020年、22~23年)タイトルを獲得。ディフェンディング・チャンピオンとしてトップシードで臨んだ昨年は、決勝でカロリーナ・ムチョバ(チェコ)を6-2 5-7 6-4で倒して2連覇を達成した。

 前哨戦のマドリッドとローマ(ともにWTA1000/クレーコート)を連続で制して今大会を迎えているシフィオンテクは、連勝を「13」に伸ばした。

 シフィオンテクは次のラウンドで、前日にルチア・ブロンゼッティ(イタリア)を6-1 4-6 7-5で破って勝ち上がった元世界ナンバーワンの大坂なおみ(フリー)と対戦する。

 そのほかの試合では第3シードのココ・ガウフ(アメリカ)、第5シードのマルケタ・ボンドルソバ(チェコ)、第8シードのオンス・ジャバー(チュニジア)、第11シードのダニエル・コリンズ(アメリカ)、第12シードのジャスミン・パオリーニ(イタリア)、第17シードのリュドミラ・サムソノワ(ロシア)、第20シードのアナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)、第31シードのレイラ・フェルナンデス(カナダ)、アナスタシア・ポタポワ(ロシア)、ビクトリヤ・トモバ(ブルガリア)、ラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のヘイリー・バティスト(アメリカ)が2回戦に駒を進めた。

 第16シードのエカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)はトモバに3-6 6-7(5)で敗れ、初戦でシードダウンを喫した。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者、LLはラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)

大会2日目◎5月27日|主な試合結果

女子シングルス1回戦

○1イガ・シフィオンテク(ポーランド)[1] 6-1 6-2 ●2レオリア・ジャンジャン(フランス)[Q]

○11アナスタシア・ポタポワ(ロシア)6-2 6-3 ●12カミラ・ラヒモワ(ロシア)

○15ビクトリヤ・トモバ(ブルガリア)6-3 7-6(5) ●16エカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)[16]

○17ダニエル・コリンズ(アメリカ)[11] 6-3 6-4 ●18キャロライン・ドラハイド(アメリカ)

-----

○32マルケタ・ボンドルソバ(チェコ)[5] 6-1 6-3 ●31レベッカ・マサロバ(スペイン)

○33ココ・ガウフ(アメリカ)[3] 6-1 6-1 ●34ユリア・アブディーバ(ロシア)[Q]

○41リュドミラ・サムソノワ(ロシア)[17] 6-1 6-1 ●42マグダ・リネッテ(ポーランド)

○57レイラ・フェルナンデス(カナダ)[31] 6-2 6-0 ●58ジェシカ・ポンシェ(フランス)[WC]

-----

○64オンス・ジャバー(チュニジア)[8] 6-3 6-2 ●63サーシャ・ヴィッカリー(アメリカ)[WC]

○77ヘイリー・バティスト(アメリカ)[LL] 4-6 6-2 6-2 ●78ケイラ・デイ(アメリカ)

○80ジャスミン・パオリーニ(イタリア)[12] 6-3 6-4 ●79ダリア・サビル(オーストラリア)

○88アナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)[20] 6-3 6-4 ●87パナ・ウッドバーディ(ハンガリー)[LL]

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles