センターコート開幕試合でブロンゼッティを倒した大坂なおみが母としてのグランドスラム初勝利 [フレンチ・オープン]

写真は大坂なおみ(フリー)(Getty Images)


 シーズン2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月26日~6月9日/クレーコート)が開幕し、女子シングルス1回戦で世界ランク(5月27日付)134位の大坂なおみ(フリー)が同67位のルチア・ブロンゼッティ(イタリア)を6-1 4-6 7-5で振りきりセンターコートのオープニングマッチを勝利で飾った。

 1-1から5ゲームを連取して第1セットを先取した大坂は4-5から初のサービスダウンを喫して第2セットを取り返されたが、第3セット4-0から4-5と巻き返されながらも続く3ゲームを連取して2時間1分で勝利をもぎ取った。

 同大会に2年ぶり7度目の出場となる26歳の大坂は、3度の3回戦進出(2016年、18~19年)がこれまでの最高成績。前回プレーした2022年は、1回戦でアマンダ・アニシモワ(アメリカ)に5-7 4-6で敗れていた。

 両者は今回が初顔合わせ。大坂が四大大会で勝ち星を挙げたのは2022年オーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)以来4大会ぶりで、産休後では初となる。

 第一子となる娘の出産を経て1月のブリスベン(WTA500/ハードコート)で復帰した元世界ナンバーワンの大坂は、クレーコートの前哨戦3大会でプレーしてローマ(WTA1000)で16強入りするなど4勝3敗の戦績を残した。

 大坂は2回戦で、3年連続4度目の優勝を目指す第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)と予選を勝ち上がってきたレオリア・ジャンジャン(フランス)の勝者と対戦する。

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写真◎Getty Images

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