優勝候補筆頭のシフィオンテクが3連覇へ好発進、次は大坂とクレーコート初対決「どうなるか楽しみ」 [フレンチ・オープン]

写真は3連覇を目指す挑戦をスタートしたイガ・シフィオンテク(ポーランド)(Getty Images)


 シーズン2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月26日~6月9日/クレーコート)の女子シングルス1回戦で、第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)が予選勝者のレオリア・ジャンジャン(フランス)を6-1 6-2で下してタイトル防衛に向けた挑戦をスタートした。

 オープニングゲームをブレークして1ゲームしか落とさず第1セットを先取したシフィオンテクは第2セット第1ゲームで一度だけサービスダウンを喫したが、合計6度相手のサービスゲームを破って1時間1分で快勝した。

 前哨戦のマドリッドとローマを連続で制して今大会を迎えているシフィオンテクは、連勝を「13」に伸ばした。

 シフィオンテクは次のラウンドで、前日にルチア・ブロンゼッティ(イタリア)を6-1 4-6 7-5で破って勝ち上がった元世界ナンバーワンの大坂なおみ(フリー)と対戦する。

 両者は過去ハードコートで2戦して1勝1敗で星を分け合っているが、大坂が勝ったのは当時世界ランク2位でシフィオンテクが65位だった2019年8月のトロント3回戦のことだった。

 自身と同じくグランドスラム大会を4度制した実績を持つ大坂の復帰について「本当に感銘を受けた」と話したシフィオンテクは、「彼女は素晴らしい人物で、観ていて楽しいテニスをする選手でもある。彼女が戻ってきて休む前よりも多くの大会に出場しているのはうれしいことよ。クレーコートでなおみと対戦したことがないから、どうなるか楽しみだわ」と次戦を見据えた。

「(最後に対戦した)2022年のマイアミ決勝以来、間違いなく私たちのテニスは変わったし立場も少し違っている。でも確かに最近の女子ツアーでは早い段階でグランドスラム大会のチャンピオン同士がプレーすることがある。そういう選手は経験が豊富だからかなりやり難いものよ。偉大な業績を多く残してきた訳だから、大きな信念を持っていると言えると思う」

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写真◎Getty Images

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