ルバキナが約4週間ぶりの試合でストレート勝利「戻ってきて戦うことができてうれしい」 [フレンチ・オープン]

写真はストレート勝利で初戦を突破したエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)(Getty Images)


 シーズン2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月26日~6月9日/クレーコート)の女子シングルス1回戦で、第4シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)がグリート・ミネン(ベルギー)を6-2 6-3で下して大会をスタートした。

 立ち上がりに6ポイントを連続で落として出遅れたルバキナは0-2から10ゲームを連取して主導権を握ると第2セット5-1からマッチポイントを凌がれた末にサービスダウンを喫したが、2度目のサービング・フォー・ザ・マッチをキープして1時間13分で試合を締めくくった。

 ディフェンディング・チャンピオンとして臨む予定だった前哨戦のローマを体調不良で欠場したルバキナにとって、これはアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)に6-1 5-7 6-7(5)で惜敗した約4週間前のマドリッド準決勝以来となる試合だった。

 昨年の大会で体調を崩して3回戦を棄権していたルバキナは、「昨年はこの大会を逃して本当に辛かったから、戻ってきて戦うことができてとてもうれしい」と試合後のオンコートインタビューで語った。

「ほとんどの時間は自分自身に集中している。もちろんコーチと一緒に戦術を検討してプランをまとめた上で試合に臨んでいるし、チームで素晴らしい仕事ができていると思う。今は本当にいいプレーができている」

 ルバキナは次のラウンドで、元世界ランク1位のアンジェリック・ケルバー(ドイツ)を6-4 6-3で破って勝ち上がったアランチャ・ラス(オランダ)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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