3試合に渡って驚異の20ゲーム連取、2連覇中の女王シフィオンテクが世界6位ボンドルソバをも圧倒して準決勝へ [フレンチ・オープン]

写真はイガ・シフィオンテク(ポーランド)(Getty Images)


 シーズン2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月26日~6月9日/クレーコート)の女子シングルス準々決勝で、第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)が2019年大会ファイナリストで第5シードのマルケタ・ボンドルソバ(チェコ)を6-0 6-2で退けベスト4に進出した。

 立ち上がりから相手を圧倒したシフィオンテクは第2セット第2ゲームをキープされて3回戦の最終ゲームから続いていた連続ゲーム奪取が「20」で途切れたが、最終的に2ゲームしか落とさず1時間2分で圧勝した。

 同大会に6年連続出場となる23歳のシフィオンテクは、これまでに3度(2020年、22~23年)タイトルを獲得。ディフェンディング・チャンピオンとしてトップシードで臨んだ昨年は、決勝でカロリーナ・ムチョバ(チェコ)を6-2 5-7 6-4で倒して2連覇を達成した。

 前哨戦のマドリッドとローマ(ともにWTA1000/クレーコート)を連続で制して今大会を迎えているシフィオンテクは、連勝を「17」に伸ばした。

 この結果でシフィオンテクは、ボンドルソバとの対戦成績を4勝0敗とした。全仏では秋に開催された2020年大会の1回戦で対決しており、シフィオンテクが6-1 6-2で勝っていた。

 今大会でのシフィオンテクは1回戦で予選勝者のレオリア・ジャンジャン(フランス)を6-1 6-2で、2回戦で元世界ナンバーワンの大坂なおみ(フリー)を7-6(1) 1-6 7-5で、3回戦でマリー・ブーズコバ(チェコ)を6-4 6-2で、4回戦ではアナスタシア・ポタポワ(ロシア)を6-0 6-0で破って8強入りを決めていた。

 シフィオンテクは次のラウンドで、第3シードのココ・ガウフ(アメリカ)と対戦する。ガウフは準々決勝で、第8シードのオンス・ジャバー(チュニジア)を4-6 6-2 6-3で下して勝ち上がった。

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写真◎Getty Images

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