シフィオンテクが破竹の勢いでボンドルソバに圧勝「今日は“ゾーン”に入っていたと思う」 [フレンチ・オープン]

写真は世界6位に僅か2ゲームしか与えず圧勝したイガ・シフィオンテク(ポーランド)(Getty Images)


 シーズン2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月26日~6月9日/クレーコート)の女子シングルス準々決勝で、第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)が2019年大会ファイナリストで第5シードのマルケタ・ボンドルソバ(チェコ)を6-0 6-2で退けベスト4に進出した。

 立ち上がりから相手を圧倒したシフィオンテクは第2セット第2ゲームをキープされて3回戦の最終ゲームから続いていた連続ゲーム奪取が「20」で途切れたが、最終的に2ゲームしか落とさず1時間2分で圧勝した。

 前哨戦のマドリッドとローマを連続で制して今大会を迎えているシフィオンテクはマッチ17連勝を飾り、2年間から続いているロラン・ギャロスでの連勝を「19」に伸ばした。

「自分のテニスが日に日によくなってきていてうれしいし、今日はかなり自信を感じていた。正直に言って、すべてがうまくいったと思う。前のラウンドよりもサービスがよかったと感じるし、それで余計に自信が大きくなった」とシフィオンテクは試合後にコメントした。

「集中力を維持できたのもよかった。今日は『ゾーン』に入っていたと思う」

 3年連続4度目の優勝を目指すシフィオンテクは次のラウンドで、第8シードのオンス・ジャバー(チュニジア)を4-6 6-2 6-3で破って勝ち上がった第3シードのココ・ガウフ(アメリカ)と対戦する。

「ほかの試合と何も変わらない。特別に大きな試合だとは考えずにいつも通りに取り組むのがいいのだと思う。単なるひとつの試合だから、重荷を背負う必要はない」とシフィオンテクは次戦を見据えた。

「ココとの対戦は決して簡単じゃない。彼女は特にここのクレーコートでプレーするのが本当に好きだから。私は自分のことだけに集中するわ」

 ふたりはロラン・ギャロスの異なるラウンドで3年連続の対決となるが、2022年決勝と昨年の準々決勝ではいずれもシフィオンテクがストレートで勝っている。

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写真◎Getty Images

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