ズベレフがデミノーをストレートで退け前年敗れたルードに対する準決勝へ [フレンチ・オープン]

写真はアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)(Getty Images)


 シーズン2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月26日~6月9日/クレーコート)の男子シングルス準々決勝で、第4シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)が第11シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)を6-4 7-6(5) 6-4で退けベスト4に進出した。試合時間は2時間59分。

 同大会に10年連続出場(2015年の予選敗退を含む)となる27歳のズベレフは、3度の準決勝進出(2021~23年)がこれまでの最高成績。ケガからの復帰過程で第22シードで臨んだ昨年は、準決勝でキャスパー・ルード(ノルウェー)に3-6 4-6 0-6で敗れていた。

 前哨戦のローマ(ATP1000/クレーコート)で2年前の大ケガから復帰後初めてATPマスターズ1000大会のタイトルを獲得してパリに乗り込んできたズベレフは、連勝を「11」に伸ばした。

 この結果でズベレフは、デミノーとの対戦成績を8勝2敗とした。クレーコートでは2022年5月にローマの3回戦で顔を合わせ、ズベレフが6-3 7-6(5)で勝っていた。

 今大会でのズベレフは1回戦で歴代最多記録である14回の優勝を誇るラファエル・ナダル(スペイン)を6-3 7-6(5) 6-3で、2回戦でダビド・ゴファン(ベルギー)を7-6(4) 6-2 6-2で、3回戦で第26シードのタロン・グリークスプア(オランダ)を3-6 6-4 6-2 4-6 7-6(10-3)で、4回戦では第13シードのオルガ・ルーネ(デンマーク)を4-6 6-1 5-7 7-6(2) 6-2で破って8強入りを決めていた。

 ズベレフは準決勝で、2年連続4度目の優勝と歴代単独トップとなる25回目のグランドスラム制覇を目指していた第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が右膝のケガを理由に棄権したため不戦勝で勝ち上がった第7シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)と対戦する。

 両者は昨年の大会でも準決勝で対決し、ルードが6-3 6-4 6-0で勝っている。

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写真◎Getty Images

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