世界1位バーティら4強が出揃う、大坂なおみはアンドレスクに勝利 [チャイナ・オープン]

WTAツアー公式戦の「チャイナ・オープン」(WTAプレミア・マンダトリー/中国・北京/9月28日~10月6日/賞金総額828万5274ドル/ハードコート)の女子シングルス準々決勝で、第1シードのアシュリー・バーティ(オーストラリア)が第7シードのペトラ・クビトバ(チェコ)を4-6 6-4 6-3で破り、準決勝に進出した。

「私の意見では、私が今年プレーした中でもっとも質の高い試合のひとつだったわ」とフレンチ・オープン優勝者のバーティは振り返った。

「ペトラは常に、私からベストを引き出すプレーをしてくるのよ。本当にそうなの」

 この試合でのバーティは手にした6つのブレークポイントのうち3つを、一方のクビトバは7つのブレークポイントのうち2つをものにした。

チャイナ・オープン2019|PHOTOアルバム

 土曜日の準決勝で、バーティは第8シードのキキ・バーテンズ(オランダ)と対戦する。バーテンズはこの日、第3シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)を7-6(6) 6-2で倒した。

「今週、私はふたたびよりよいテニスをプレーしていると思う」とバーテンズは手応えを口にした。彼女はこの日、ウィナー数でスビトリーナの16本に対して36本と大きく上回った。

「それから、プレッシャーのある中でもよいプレーができているということは私にとっていいことだわ。それはここ数年で、自分が大いに成長しているという証拠だから」

 また、前年度覇者で第16シードのカロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)はダリア・カサキナ(ロシア)を6-3 7-6(5)で倒してベスト4に駒を進め、準決勝で第4シードの大坂なおみ(日清食品)と対戦することになった。

 昨年のUSオープンと今年初頭のオーストラリアン・オープンで優勝した大坂は、その後一時調子を落としたものの、ここ1ヵ月は復調の兆しを見せている。

 10本のサービスエースを記録した大坂はUSオープン・チャンピオンで第5シードのビアンカ・アンドレスク(カナダ)に5-7 6-3 6-4で競り勝ち、このところ負けなしだったアンドレスクの連勝を「17」で終わらせた。(C)AP(テニスマガジン)

準決勝で敗れてコートをあとにするビアンカ・アンドレスク(カナダ)
BEIJING, CHINA - OCTOBER 04: Bianca Andreescu of Canada leaves the court after lose the game against Naomi Osaka of Japan during the Women's singles Quarter Finals of 2019 China Open at the China National Tennis Center on October 4, 2019 in Beijing, China. (Photo by Lintao Zhang/Getty Images)

※トップ写真はアシュリー・バーティ(オーストラリア)
BEIJING, CHINA - OCTOBER 04: Ashleigh Barty of Australia celebrates after defeating Petra Kvitova of Czech Republic during the Women's singles Quarter Finals of 2019 China Open at the China National Tennis Center on October 4, 2019 in Beijing, China. (Photo by Lintao Zhang/Getty Images)

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