ガウフ/シニアコバが初めてペアを組んだ大会でタイトルを獲得、パオリーニは単複ともに準優勝 [フレンチ・オープン]

写真は女子ダブルスで優勝を飾ったココ・ガウフ(アメリカ/左)とカテリーナ・シニアコバ(チェコ)(Getty Images)


 シーズン2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月26日~6月9日/クレーコート)の女子ダブルス決勝で、第5シードのココ・ガウフ(アメリカ)/カテリーナ・シニアコバ(チェコ)が第11シードのサラ・エラーニ/ジャスミン・パオリーニ(ともにイタリア)を7-6(5) 6-3で下して栄冠に輝いた。試合時間は1時間47分。

 ガウフとシニアコバは、今大会で初めてペアを組んでダブルスに出場。シニアコバは過去2018年と21年のロラン・ギャロスを含むグランドスラム7勝のすべてをバーボラ・クレイチコバ(チェコ)とのコンビで挙げてきたが、ガウフは同種目3度目の決勝で初のタイトル獲得となった。

 今大会でのガウフ/シニアコバは1回戦でアンナ・ダニリナ(カザフスタン)/シュー・イーファン(中国)を6-3 6-0で、2回戦回戦でミリアム・コルディヨバ/アンナ・シスコバ(ともにチェコ)を6-1 6-2で、3回戦で第10シードの柴原瑛菜(橋本総業ホールディングス)/ワン・シンユー(中国)を6-4 6-4で、準々決勝で第16シードの加藤未唯(ザイマックスグループ)/ナディヤ・キッチュノック(ウクライナ)を6-0 6-2で、準決勝では第8シードのキャロライン・ドラハイド/デザレー・クラブチェク(ともにアメリカ)を5-7 6-4 6-2で破って決勝進出を決めていた。

 エラーニ/パオリーニは前哨戦のローマ(WTA1000/クレーコート)で地元優勝を飾って今大会を迎えたが、連勝は「10」でストップした。シングルスに第12シードで出場していたパオリーニは前日の決勝で第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)に2-6 1-6で敗れており、単複ともに準優勝となった。

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写真◎Getty Images

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