クレーコートシーズンでシングルス未勝利に終わったクレイチコバが2月以来の勝ち星をマーク [WTAバーミンガム]

写真はバーボラ・クレイチコバ(チェコ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「ロスシー・クラシック」(WTA250/イギリス・ウェストミッドランズ州バーミンガム/6月17~23日/賞金総額26万7082ドル/グラスコート)の女子シングルス1回戦で、前年に準優勝を飾った第2シードのバーボラ・クレイチコバ(チェコ)が予選勝者のダリア・サビル(オーストラリア)を6-1 7-6(5)で倒してグラスコートシーズンをスタートした。

 立ち上がりに5ゲーム連取と好スタートを切って第1セットを先取したクレイチコバは第2セットで2度先にブレークしながらその都度追いつかれたが、もつれ込んだタイブレークで迎えた最初のマッチポイントをものにして1時間34分で試合を締めくくった。

 背中のケガから復帰後のクレーコートシーズンでシングルス未勝利に終わっていたクレイチコバは、サラ・ソリベス トルモ(スペイン)の途中棄権で勝った2月のアブダビ(WTA500/ハードコート)2回戦以来の勝ち星をマークした。

 クレイチコバは次のラウンドで、予選勝者の内島萌夏(安藤証券)を6-3 6-3で破って勝ち上がったワイルドカード(主催者推薦枠)のハリエット・ダート(イギリス)と対戦する。

 そのほかの試合では第5シードのエリース・メルテンス(ベルギー)、第8シードのマリー・ブーズコバ(チェコ)、ユリア・プティンセバ(カザフスタン)、アンヘリーナ・カリニーナ(ウクライナ)、ディアナ・シュナイダー(ロシア)、ラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のキャロライン・ドラハイド(アメリカ)が2回戦に駒を進めた。

 前週のノッティンガム(WTA250/グラスコート)で2連覇を達成したばかりだった第4シードのケイティ・ブルター(イギリス)はカリニーナに対する初戦に臨んだが、第1セットを3-6で取られた時点で体調不良により棄権した。

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写真◎Getty Images

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