大坂なおみとアンドレスクが勝ち上がり、準々決勝は新旧USオープン女王対決に [チャイナ・オープン]

WTAツアー公式戦の「チャイナ・オープン」(WTAプレミア・マンダトリー/中国・北京/9月28日~10月6日/賞金総額828万5274ドル/ハードコート)の女子シングルス3回戦で、第4シードの大坂なおみ(日清食品)が最後の10ゲームを取り、アリソン・リスク(アメリカ)を6-4 6-0で下してベスト8進出を決めた。

 2度グランドスラム大会を制した実績を持つ大坂は7本のサービスエースを決め、このところの連勝数を「7」に伸ばした。

「第1セットは本当に競ったものだったから、今日は勝ててうれしいわ。本当に真剣に戦わなければならなかったのは、久しぶりだと考えていたの」と大坂は試合を振り返った。

「彼女は、特にフォアハンドで私のスピードを利用してくるようなタイプであるように思えた。だから私は、彼女にそうさせないようにしていたの」

 前年に続く4強入りを目指す大坂は次のラウンドで、第5シードのビアンカ・アンドレスク(カナダ)と対戦する。新旧のUSオープン・チャンピオン同士の対決だ。アンドレスクはこの日、予選勝者のジェニファー・ブレイディ(アメリカ)を6-1 6-3で退けた。

 大坂はアンドレスクのことを「驚くべき選手」と評した。

「彼女は、昨年の私よりもよくやっていると感じている。だから、対戦できることは素敵なことだわ」と大坂は次戦を見据えた。

「私は彼女から学ばなければならないわね」

 前年度覇者で第16シードのカロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)もまた、カテリーナ・シニアコバ(チェコ)を7-5 6-4で倒して準々決勝に駒を進めた。

「私はアグレッシブにプレーし続けようと努めていた。ボールを大いに動かそうとしていたわ」とウォズニアッキはコメントした。

「ほとんどの場合、それがうまくいっていた。でも彼女がよいプレーをしたり、私が不用意なプレーをしたゲームもいくつかあったわね」

 そのほかの試合ではダリア・カサキナ(ロシア)がエカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)を6-4 6-3で倒し、ベスト8が出揃った。(C)AP(テニスマガジン)

※写真は大坂なおみ(日清食品)
BEIJING, CHINA - OCTOBER 03: Naomi Osaka of Japan in action against Alison Riske of the United States during the Women's singles third round of 2019 China Open at the China National Tennis Center on October 3, 2019 in Beijing, China. (Photo by Lintao Zhang/Getty Images)

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