世界5位ペグラが2回戦で敗れる番狂わせ、ワン・シンユーがキャリア初の対トップ10勝利 [ウインブルドン]

写真はジェシカ・ペグラ(アメリカ)(Getty Images)


 シーズン3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月1~14日/グラスコート)の女子シングルス2回戦で、第5シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)がワン・シンユー(中国)に4-6 7-6(7) 1-6で敗れる番狂わせが起きた。試合時間は2時間10分。

 同大会に4年連続8度目(2013年、15~16年の予選敗退を含む)の出場となる30歳のペグラは、昨年の大会で自己最高のベスト8をマーク。第4シードで臨んだペグラは4試合を勝ち抜いたあと、準々決勝でマルケタ・ボンドルソバ(チェコ)に4-6 6-2 4-6で敗れていた。

 肋骨のケガでヨーロッパのクレーコートシーズンを欠場したペグラは、復帰2戦目だった2週間前のベルリン(WTA500)でグラスコート大会初優勝を飾っていた。

 ペグラはココ・ガウフ(アメリカ)とのペアでダブルスに第11シードで出場しており、このあとにアンヘリーナ・カリニーナ/ダイアナ・イエストレムスカ(ともにウクライナ)に対する初戦を戦う予定になっている。

 キャリア初の対トップ10勝利を挙げたワンは次のラウンドで、第32シードのケイティ・ブルター(イギリス)との地元勢対決を4-6 6-1 7-6(10-8)で制して勝ち上がったハリエット・ダート(イギリス)と対戦する。

 そのほかの試合では第13シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)、第17シードのアンナ・カリンスカヤ(ロシア)、第20シードのベアトリス・アダッド マイア(ブラジル)、第31シードのバーボラ・クレイチコバ(チェコ)、ユリア・プティンセバ(カザフスタン)、ジェシカ・ボウサス マネイロ(スペイン)が3回戦に駒を進めた。

 第27シードのカテリーナ・シニアコバ(チェコ)はプティンセバに0-6 6-4 2-6で敗れ、2回戦でシードダウンを喫した。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Qは予選勝者、Ret.は途中棄権

大会4日目◎7月4日|主な試合結果

女子シングルス2回戦

○5ユリア・プティンセバ(カザフスタン)6-0 4-6 6-2 ●8カテリーナ・シニアコバ(チェコ)[27]

○16エレナ・オスタペンコ(ラトビア)[13] 6-3 6-0 ●14ダリア・スニーグル(ウクライナ)[Q]

○24ベアトリス・アダッド マイア(ブラジル)[20] 3-0 Ret. ●21カミラ・オソリオ(コロンビア)

○25バーボラ・クレイチコバ(チェコ)[31] 7-6(6) 7-6(5) ●28ケイティ・ボリネッツ(アメリカ)[Q]

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○31ジェシカ・ボウサス マネイロ(スペイン)7-6(1) 6-3 ●29クリスティーナ・ブクサ(スペイン)

○41アンナ・カリンスカヤ(ロシア)[17] 6-4 6-1 ●43マリー・ブーズコバ(チェコ)

○59ハリエット・ダート(イギリス)4-6 6-1 7-6(10-8) ●57ケイティ・ブルター(イギリス)[32]

○61ワン・シンユー(中国)6-4 6-7(7) 6-1 ●64ジェシカ・ペグラ(アメリカ)[5]

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写真◎Getty Images

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