前回敗れたフィスに雪辱したデミノーがグランドスラム2大会連続8強入り [ウインブルドン]

写真はアレックス・デミノー(オーストラリア)(Getty Images)


 今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月1~14日/グラスコート)の男子シングルス4回戦で、第9シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)がアルトゥール・フィス(フランス)の挑戦を6-2 6-4 4-6 6-3で退け初のベスト8進出を果たした。試合時間は2時間54分。

 四大大会でデミノーが4回戦を突破したのは、先月のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)以来でキャリア3度目となる。同ラウンドでの戦績は、3勝6敗となった。

 同大会に4年連続7度目(2017年の予選敗退を含む)の出場となる25歳のデミノーは、2022年の4回戦進出がこれまでの最高成績だった。第15シードで臨んだ昨年は、2回戦で2021年大会準優勝者のマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)に3-6 4-6 4-6で敗れていた。

 ロラン・ギャロスで8強入りしたあとグラスコートの前哨戦2大会でプレーしたデミノーは、スヘルトーヘンボス(ATP250)で今季2勝目を挙げるなど4勝1敗の戦績で本番を迎えている。

 この結果でデミノーは、フィスとの対戦成績との対戦成績を1勝1敗のタイに追いついた。両者は4月にバルセロナ(ATP500/クレーコート)の3回戦で一度顔を合わせており、フィスが7-5 6-2で勝っていた。

 今大会でのデミノーは1回戦でラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のジェームズ・ダックワース(オーストラリア)を7-6(1) 7-6(3) 7-6(4)で、2回戦でジャウメ・ムナール(スペイン)を6-2 6-2 7-5で破り、3回戦は予選勝者のルカ・プイユ(フランス)が棄権したため不戦勝で16強入りを決めていた。

 デミノーは準々決勝で、第2シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と第15シードのオルガ・ルーネ(デンマーク)の勝者と対戦する。

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles