ズベレフの2連覇を阻んだ20歳のフィスがキャリア最大のタイトルを獲得「勝つために全力を尽くした」 [ハンブルク・オープン]

写真は表彰式でアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ/奥)にシャンパンをかけられるアルトゥール・フィス(フランス/手前)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ハンブルク・オープン」(ATP500/ドイツ・ハンブルク/7月15~21日/賞金総額204万7730ユーロ/クレーコート)の男子シングルス決勝で、第5シードのアルトゥール・フィス(フランス)がディフェンディング・チャンピオンで第1シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)に6-3 3-6 7-6(1)で競り勝ちキャリア最大のタイトルを獲得した。

 20歳のフィスがATPツアーで決勝に進出したのは昨年10月のアントワープ以来で3度目だったが、同年5月のリヨンに続く2勝目を挙げた。

 ワンブレークずつでセットを分け合ったあと第3セットはすべてサービスキープでタイブレークに突入し、最初の5ポイントを連取したフィスが最初のチャンピオンシップポイントをものにして3時間33分のバトルに終止符を打った。

 ふたりは昨年の大会でも準決勝で対決し、ズベレフが6-2 6-4で勝っていた。プレッシャーがかかる場面でメンタルの強さを発揮したフィスは、第3セットでの5度を含む22回あったブレークポイントのうち21回をセーブした。

「自分のプレーには本当に満足している。サーシャ(ズベレフ)は偉大なチャンピオンだ。最初から簡単な試合にならないことはわかっていた。第1セットでは少しラッキーな面もあったと思うけど、いいプレーができていた。第2セットでは彼がレベルを上げて僕よりもいいプレーをした」とフィスは試合を振り返った。

「それから屋根が締まり、激しい戦いになると覚悟していた。とにかく最後のポイント、最後のボールまで戦わなければならない。このような瞬間のために長い間練習してきた訳だから、勝つことができて本当にうれしいよ」

 がむしゃらに戦ったフィスは第3セット5-5の30-40からアンダーサーブを試み、ズベレフのアピールでフォールトになったものの結果的にキープしたあとのチェンジエンドでふたりが言い合いになって主審が介入する場面があった。

「僕はこの試合に勝つために全力を尽くした。(第3セット5-5の30-40では)ケイレンが起きてサービスが打てないからアンダーサーブを試みた。観客からの評判は悪かったけど、僕は気にしない」とフィスはその場面について説明した。

 先に行われたダブルス決勝では、第2シードのケビン・クラウィーツ/ティム・プッツ(ともにドイツ)が第3シードのファビアン・ルブール/エドゥアール・ロジェ バセラン(ともにフランス)を7-6(8) 6-2で退け2連覇を達成した。

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写真◎Getty Images

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