ギロンがチャンピオンシップポイントを凌いだ末に自国の後輩ミケルセンを退けツアー初優勝 [名誉の殿堂オープン]

写真はテラ・ウォルトマン・オープンでのマルコス・ギロン(アメリカ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「インフォシス名誉の殿堂オープン」(ATP250/アメリカ・ロードアイランド州ニューポート/7月15~21日/賞金総額74万2350ドル/グラスコート)の男子シングルス決勝で、第2シードのマルコス・ギロン(アメリカ)が第3シードのアレックス・ミケルセン(アメリカ)との地元勢対決を6-7(4) 6-3 7-5で制してツアー初優勝を飾った。

 30歳のギロンがATPツアーで決勝に進出したのは2022年9月のサンディエゴ(ATP250/ハードコート)と今年2月のダラス(ATP250/室内ハードコート)に続いて3度目だったが、初勝利を挙げた。

 競り合いとなった第1セットをタイブレークの末に落としたギロンは第4ゲームでブレークしたリードを守って第2セットを取り返し、第3セット4-5から最後の3ゲームを連取して2時間37分で競り勝った。

 プロ転向前だった昨年の大会で準優勝を飾った19歳のミケルセンは第3セット5-4からのレシーブゲームでチャンピオンシップポイントを握っていたが、ギロンがサービスエースを決めてピンチを切り抜けていた。

 同国の先輩後輩で友人同士でもあるふたりはよく一緒に練習する仲だが、公式戦で対戦したのは今回が初めてだった。

 先に行われたダブルス決勝では、アンドレ・ヨーランソン(スウェーデン)/セム・ファーベーク(オランダ)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したロバート・キャッシュ/ジェームズ・トレイシー(ともにアメリカ)を6-3 6-4で下してチャンピオンに輝いた。

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写真◎Getty Images

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