錦織がボルジェスを退けATPマスターズ1000大会で2019年5月以来のベスト8進出 [ATPモントリオール]

写真は錦織圭(ユニクロ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ナショナルバンク・オープン」(ATP1000/カナダ・ケベック州モントリオール/8月6~12日/賞金総額812万2428ドル/ハードコート)の男子シングルス3回戦で、元世界ランク4位の錦織圭(ユニクロ)がヌーノ・ボルジェス(ポルトガル)を6-3 6-4で下してベスト8進出を果たした。試合時間は1時間28分。

 この試合は前日に行われる予定だったが、雨により延期となっていた。

 同大会に3年ぶり10度目(2007年の予選敗退を含む)の出場となる34歳の錦織は、2016年に自己最高の準優勝をマーク。前回プレーした2021年は初戦を突破したあと、ホベルト・フルカチュ(ポーランド)に対する2回戦を右肩のケガを理由に棄権していた。

 両者は今回が初顔合わせ。今大会での錦織は1回戦でアレックス・ミケルセン(アメリカ)を3-6 7-5 6-4で、2回戦では第8シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)を6-4 6-4で破って16強入りを決めていた。

 股関節と足首のケガで長期離脱を余儀なくされていた錦織は復帰戦だった昨年6月のパルマス デル マール(チャレンジャー75/ハードコート)で優勝を飾ったあと7月のアトランタ(ATP250/ハードコート)で8強入りしたが、今度は膝のケガに見舞われシーズンを終えていた。

 今シーズンの錦織は日曜日に終了したパリ五輪(フランス・パリ/クレーコート)を含む4大会で合計5試合(シングルス)を戦い、1勝4敗の戦績で今大会を迎えている。

 錦織は2019年5月のローマ(ATP1000/クレーコート)以来となるマスターズ準々決勝で、アレハンドロ・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)が6-4 6-7(5) 0-3とリードされた時点で棄権したため勝ち上がったマッテオ・アルナルディ(イタリア)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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