内島萌夏と大坂なおみはともに予選でクルーガーに敗れる [シンシナティ・オープン]

写真は大坂なおみ(フリー)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「シンシナティ・オープン」(アメリカ・オハイオ州シンシナティ/8月13~19日/賞金総額321万1715ドル/ハードコート)の予選決勝で、世界ランク95位(8月5日付)の大坂なおみ(フリー)はアシュリン・クルーガー(アメリカ)に3-6 6-2 3-6で敗れた。試合時間は1時間36分。

 同大会に2年ぶり7度目の出場となった26歳の大坂は、コロナ禍にUSオープン(アメリカ・ニューヨーク)の会場で開催された2020年に自己最高の準優勝をマーク。前回プレーした2022年は、1回戦でジャン・シューアイ(中国)に4-6 5-7で敗れていた。

 大坂がツアー大会に予選から参戦したのは、2018年2月のドーハ(WTAプレミア5/ハードコート)以来だった。

 ケガの影響もあって11大会しか出場しなかった2022年シーズンを14勝9敗で終えた元世界ナンバーワンの大坂は第一子となる娘の出産を経て1月のブリスベン(WTA500/ハードコート)で復帰し、17勝15敗(ビリージーンキングカップ&オリンピックを含む)の戦績で今大会を迎えていた。

 そのほかの日本勢はダブルスに3組がエントリーしており、初戦の相手は加藤未唯(ザイマックス)/アルディラ・スチアディ(インドネシア)がレイラ・フェルナンデス(カナダ)/ユリア・プティンセバ(カザフスタン)、青山修子(近藤乳業)/穂積絵莉(日本住宅ローン)がウルリカ・エイケリ(ノルウェー)/クルーガー、ジアン・シンユー(中国)/二宮真琴(エディオン)はハリエット・ダート(イギリス)/エレン・ペレス(オーストラリア)となっている。

 予選にはほかにも内島萌夏(安藤証券)が第8シードで出場していたが、初戦でクルーガーに2-6 0-6で完敗していた。

 シンシナティ・オープンはWTA1000に格付けされる大会で、シングルス56ドロー&ダブルス28ドローで争われる。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Altは繰り上がり出場

予選結果|日本人選手

予選決勝

●31大坂なおみ(日本/フリー)[WC] 3-6 6-2 3-6 ○30アシュリン・クルーガー(アメリカ)

予選1回戦

●29内島萌夏(日本/安藤証券)[8] 2-6 0-6 ○30アシュリン・クルーガー(アメリカ)

○31大坂なおみ(日本/フリー)[WC] 6-2 2-6 6-2 ●32アンナ・ブリンコワ(ロシア)[11]

上位出場選手シード順位|女子シングルス

イガ・シフィオンテク(ポーランド)[1]
ココ・ガウフ(アメリカ)[2]
アーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)[3]
エレーナ・ルバキナ(カザフスタン)[4]
ジャスミン・パオリーニ(イタリア)[5]
ジェシカ・ペグラ(アメリカ)[6]
ジェン・チンウェン(中国)[7]
エレナ・オスタペンコ(ラトビア)[8]

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写真◎Getty Images

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