サバレンカがリスクを倒して大会初の2連覇達成 [武漢オープン]

WTAツアー公式戦の「武漢オープン」(WTAプレミア5/中国・武漢/9月22~28日/賞金総額282万8000ドル/ハードコート)の女子シングルス決勝で、前年度覇者で第9シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)がノーシードのアリソン・リスク(アメリカ)を6-3 3-6 6-1で倒し、この大会で2連覇を達成した最初のプレーヤーとなった。
そのほかに武漢で2度優勝したことがある選手は、ペトラ・クビトバ(チェコ)だけだ。
「自分がタイトルを防衛できたなんて、信じられない」とサバレンカはコメントした。
「そんなことが本当に起こるなんて、思ってもいなかったわ」
決勝でのサバレンカは、第1セットで最初の6ゲームのうち5つを取るという勢いのあるスタートを切った。リスクは相手の9本のサービスエースに耐えて第2セットで巻き返したが、第3セットではふたたびサバレンカがコントロールを取り戻した。
「第3セットで私は、『これは決勝なのよ。できることをすべてやりきらないといけないわ。あと1試合があるだけなのだから、とにかくベストを尽くそう』と自分に言い聞かせながらコートに出て行った。私は自分のテニスに集中し、各ポイントに集中していたわ」とサバレンカは振り返った。
この結果でサバレンカは、獲得した4タイトルのうち3つを中国で獲ったことになる。その中には、フルセットにもつれた決勝でやはりリスクを倒した今年初頭の深圳オープンも含まれている。
敗れはしたがこの進撃により、リスクは29歳にして初めて世界ランクでトップ30入りすることになる。
このあとに行われたダブルス決勝では、第8シードのドゥアン・インイン(中国)/ベロニカ・クデルメトワ(ロシア)が第2シードのエリース・メルテンス(ベルギー)/サバレンカを7-6(3) 6-2で破って優勝を果たした。(C)AP(テニスマガジン)

(右から)女子ダブルス優勝のドゥアン・インイン(中国)、ベロニカ・クデルメトワ(ロシア)、準優勝のエリース・メルテンス(ベルギー)、アーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)
WUHAN, CHINA - SEPTEMBER 28: Yingying Duan of China and Veronika Kudermetova of Russia pose with their trophy after defeating Aryna Sabalenka of Belarus and Elise Mertens of Belgium during 2019 Wuhan Open doubles final match at Optics Valley International Tennis Center on September 28, 2019 in Wuhan, China. (Photo by Tao Zhang/Getty Images)
※トップ写真はアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)
WUHAN, CHINA - SEPTEMBER 28: Aryna Sabalenka of Belarus poses with her trophy after defeating Alison Riske of the United States during 2019 Wuhan Open singles final match at Optics Valley International Tennis Center on September 28, 2019 in Wuhan, China. (Photo by Tao Zhang/Getty Images)
Pick up
-
PR | 2025-03-14
『日本一を目指して』——ノアインドアステージの日本リーグでの歩み
テニスの日本リーグは男女とも1986年に始まった日本実業団の
-
2025-03-03
春休み部活応援企画---第65回テニマガ・テニス部「テニスフィジバト道場」
テニマガ・テニス部 部活プログラム著者がライブで解説&指
-
2025-03-03
キャンセル待ち受付開始---第64回テニマガ・テニス部「テニス丸ごと一冊サービス[技術の修正] 解説編」
テニマガ・テニス部 部活プログラム著者がライブで解説&指
-
2025-02-04
強豪校の練習法 テニス 大商学園高校式メニュー(吉田有宇哉/著、笹井伸郎/監修)2月5日発売!
強豪校の練習法シリーズ 陸上競技、バドミントン、バレーボー
-
2024-10-08
テニス丸ごと一冊サービス[増補版] (堀内昌一 著)書籍&電子書籍、QRコード付/動画視聴可
「テニスマガジン」のサービス特集をきっかけに、MOOK「テニ
-
2024-02-05
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(荒木尚子/著)
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(
Pick up
-
PR | 2025-03-14
『日本一を目指して』——ノアインドアステージの日本リーグでの歩み
テニスの日本リーグは男女とも1986年に始まった日本実業団の
-
2025-03-03
春休み部活応援企画---第65回テニマガ・テニス部「テニスフィジバト道場」
テニマガ・テニス部 部活プログラム著者がライブで解説&指
-
2025-03-03
キャンセル待ち受付開始---第64回テニマガ・テニス部「テニス丸ごと一冊サービス[技術の修正] 解説編」
テニマガ・テニス部 部活プログラム著者がライブで解説&指
-
2025-02-04
強豪校の練習法 テニス 大商学園高校式メニュー(吉田有宇哉/著、笹井伸郎/監修)2月5日発売!
強豪校の練習法シリーズ 陸上競技、バドミントン、バレーボー
-
2024-10-08
テニス丸ごと一冊サービス[増補版] (堀内昌一 著)書籍&電子書籍、QRコード付/動画視聴可
「テニスマガジン」のサービス特集をきっかけに、MOOK「テニ
-
2024-02-05
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(荒木尚子/著)
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(
Ranking of articles
2025-03-10
綿貫陽介がティアフォーを倒す番狂わせで初のマスターズ16強入り [ATPインディアンウェルズ]
2025-03-15
錦織が第2シードを倒して4強入り、初対決のコボッリにフルセット勝利 [フェニックス・チャレンジャー]
2025-03-13
錦織がシード撃破で初戦突破、ヘルシンキ決勝の相手ナルディに連勝 [フェニックス・チャレンジャー]
2025-03-12
杉山愛監督がファイナルズ予選の日本代表メンバーを発表、伊藤あおいが初選出 [ビリージーンキングカップ]
2025-03-09
ジョコビッチが2大会連続初戦敗退、2018年シーズン以来の3連敗「ここ数年は状況が明らかに違ってきている」 [ATPインディアンウェルズ]