3つのセットポイントを凌いだシフィオンテクがストレート勝利で初戦をクリア、今季で引退予定のコリンズは逆転負け [USオープン]
シーズン最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月26日~9月8日/ハードコート)の女子シングルス1回戦で、第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)がカミラ・ラヒモワ(ロシア)を6-4 7-6(6)で振りきり大会をスタートした。
ラヒモワは予選決勝で敗れたが、第17シードで出場予定だった2022年大会準優勝者のオンス・ジャバー(チュニジア)が肩のケガを理由に欠場したためラッキールーザーで本戦入りが決まっていた。
第2セットのタイブレークではラヒモワが6-3とリードしたが、3つのセットポイントを凌いだシフィオンテクが最後の5ポイントを連取して1時間52分で勝利を決めた。
同大会に6年連続出場となる23歳のシフィオンテクは、2022年にタイトルを獲得。ディフェンディング・チャンピオンとして第1シードで臨んだ昨年は、4回戦でエレナ・オスタペンコ(ラトビア)に6-3 3-6 1-6で逆転負けを喫していた。
クレーコートのパリ五輪で銅メダルを獲得したあと2週間前のシンシナティ(WTA1000)で4強入りしたシフィオンテクは、ハードコートで4試合(3勝1敗)をこなして今大会を迎えている。
シフィオンテクは次のラウンドで、ダリア・サビル(オーストラリア)を6-3 4-6 7-6(10-6)で破って勝ち上がった予選勝者の柴原瑛菜(橋本総業ホールディングス)と対戦する。
そのほかの試合では第25シードのアナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)、第31シードのケイティ・ブルター(イギリス)、キャロライン・ドラハイド(アメリカ)、カロリーナ・ムチョバ(チェコ)、アシュリン・クルーガー(アメリカ)、エリザベッタ・コッチャレット(イタリア)、サラ・エラーニ(イタリア)、予選勝者のジェシカ・ポンシェ(フランス)が2回戦に駒を進めた。
今季限りでの引退を表明している第11シードのダニエル・コリンズ(アメリカ)は同胞のドラハイドに6-1 5-7 4-6で逆転負けを喫し、初戦で姿を消した。
※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者、LLはラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)
大会2日目◎8月27日|主な試合結果
女子シングルス1回戦
○1イガ・シフィオンテク(ポーランド)[1] 6-4 7-6(6) ●2カミラ・ラヒモワ(ロシア)[LL]
○4柴原瑛菜(日本/橋本総業ホールディングス)[Q] 6-3 4-6 7-6(10-6) ●3ダリア・サビル(オーストラリア)
○5エリザベッタ・コッチャレット(イタリア)6-3 6-0 ●6カテリーナ・バインドル(ウクライナ)
○8アナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)[25] 6-2 6-0 ●7タイラ・プレストン(オーストラリア)[WC]
○12アシュリン・クルーガー(アメリカ)0-6 6-1 7-5 ●11ジャン・シューアイ(中国)
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○18キャロライン・ドラハイド(アメリカ)1-6 7-5 6-4 ●17ダニエル・コリンズ(アメリカ)[11]
○20サラ・エラーニ(イタリア)3-6 6-0 6-4 ●19クリスティーナ・ブクサ(スペイン)
○25ケイティ・ブルター(イギリス)[31] 5-7 6-2 6-1 ●26アリャクサンドラ・サスノビッチ(ベラルーシ)[Q]
○35ジェシカ・ポンシェ(フランス)[Q] 6-4 6-1 ●36ジェン・サイサイ(中国)
○51カロリーナ・ムチョバ(チェコ)6-3 7-5 ●52ケイティ・ボリネッツ(アメリカ)
写真◎Getty Images
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