2024-08-29

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「Yonex Performance Innovation Center」運用開始

ヨネックス長岡工場の隣接地に新たな研究開発施設『Yonex Performance Innovation Center』が開設され、2024年7月より運用を開始


 ヨネックスは、新潟県長岡市にあるヨネックス長岡工場の隣接地に新たな研究開発施設『Yonex Performance Innovation Center(ヨネックス パフォーマンス イノベーションセンター)』を開設し、7月より運用を開始した。

 この研究開発施設は、2万5400平方メートルの敷地内に3階建ての研究開発棟を備え、実際の多様なプレー環境でプレーヤーの動作や打球をより精密に分析するため、最新鋭の解析機器を常設した研究用コートとして、可変式アリーナ(バドミントンコートの場合は8面、テニスの場合は2面)と、テニスの世界大会を想定した4種類のサーフェス(表面)の屋外テニスコートを設置した。また、トレーニング施設等、トップレベルのトレーニングキャンプにも対応できる設備を併設している。

『Yonex Performance Innovation Center』の大きな強みは、ヨネックスの製造工場に隣接していることにある。蓄積したデータを活用し、隣接する生産施設と連携して最短24時間以内のスピーディな試作品開発につなげる。その中でも特に重視していることが「失敗のスピードを促す」こと。アイディアをどんどん試し、多くの失敗をし、そこからの学びを新たな発想につなげるというプロセスを速く回していく。それによりさらなるイノベーションを生み出すことを目指すという。

 研究開発は、テニス、バドミントンなどのラケットスポーツから着手し、ゴルフ、スノーボードなど同社が取り扱うスポーツ分野へと対象を広げていく計画だ。さらに今後は、トッププレーヤーのトレーニングやジュニア選手の育成の場としても活用していく予定。

 ヨネックスが掲げるパーパス「独創の技術と最高の製品で世界に貢献する」を実現するため、この新施設でイノベーションを生み出すプロセスの革新に取り組んでいく。様々なプレー環境を再現する設備、最新鋭の機器の導入により科学的な分析力を強化し、迅速に製品開発に反映する。あらゆるプレーヤーのパフォーマンスを支えるものづくりを進めていく。

|施設概要

名称◎Yonex Performance Innovation Center(ヨネックス パフォーマンス イノベーション センター)
所在地◎新潟県長岡市高頭町中山
研究開発棟◎鉄骨3階建て
研究施設エリア面積◎2万5400平方メートル
建築面積◎5109平方メートル
延床面積◎8581平方メートル
※現時点では一般を対象とした施設開放は予定していない


屋外テニスコート

世界大会を想定した4種類のサーフェス(表面)のテニスコート6面を設置。ハードコート2種4面、天然芝コート1面、レッドクレーコート1面を備える

屋内コート
可変式アリーナ(Minoru Yoneyama Arena)


屋内コート
研究用コート(SŌGEN / SORA Court)


可変式アリーナは、バドミントンコートで8 面、テニスコートでは2 面として利用可能。最新鋭の機材を用いてプレーヤーの動作や打球を精密に解析

トレーニングルーム(写真はイメージ)


ロッカールーム

アスリートやジュニア選手のトップレベルでのトレーニングキャンプにも対応できるように、 トレーニングルーム、ミーティングルーム、シャワー、浴室も完備

情報提供◎YONEX

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