「ときにはピエロ、ときにはギャング」プティンセバが過去3戦全敗だったワン・シンユーから初勝利で3回戦へ [USオープン]

写真はユリア・プティンセバ(カザフスタン)(Getty Images)


 シーズン最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月26日~9月8日/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、第30シードのユリア・プティンセバ(カザフスタン)がワン・シンユー(中国)を6-1 7-6(4)で振りきりベスト32に進出した。

 0-1から6ゲームを連取して第1セットを先取したプティンセバは一進一退で突入した第2セットのタイブレークで迎えた最初のマッチポイントをものにし、2時間7分で過去3戦全敗だった相手からの初勝利をもぎ取った。

「素晴らしい気分だわ。4回負けるより4回目で勝つほうがいいのは確かね。今日は凄くいいプレーができた。ようやく正しい戦術を見つけることができたと思う。どこに打たれてもそこにいようとしながら、同時に彼女(ワン)にプレッシャーをかけていた」とプティンセバは試合後のオンコートインタビューで語った。

 インタビュアーに「あなたは以前にコート外では天使だけどコートではギャングスターと冗談を言っていたけど」と聞かれたプティンセバは、「ギャングスターというより、異なる性格を持っているのだと思う。ときにはピエロ、ときにはギャングスターという感じかしら」と答えた。

「よくわからないけど気分がいいときはすべてハッピーで、とにかく凄く感情的なの。私がイライラしていたりプレーを楽しんでいるときは観ていればわかると思う。コート外での私は天使よ。いつもじゃなけど、母がいつもそう言ってくれるから」

 プティンセバは次のラウンドで、カロリーナ・プリスコバ(チェコ)が僅か3ポイントをプレーしただけで負傷して棄権したため勝ち上がった第5シードのジャスミン・パオリーニ(イタリア)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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