注目されたアメリカ人対決の3回戦は先輩ティアフォーがシェルトンに前年の雪辱「皆さんがショーを楽しんでくれたらうれしい」 [USオープン]

写真は試合後にお互いの健闘を称え合うフランシス・ティアフォー(アメリカ/左)とベン・シェルトン(アメリカ)(Getty Images)


 シーズン最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月26日~9月8日/ハードコート)の男子シングルス3回戦で、第20シードのフランシス・ティアフォー(アメリカ)が第13シードのベン・シェルトン(アメリカ)との地元勢対決を4-6 7-5 6-7(5) 6-4 6-3で制してベスト16進出を決めた。

 競り合いの末にセットカウント1-2で迎えた第4セット6-5から相手のサービスゲームを破って試合を振り出しに戻したティアフォーは、第5セット第4ゲームでブレークしたリードを最後まで守りきって4時間3分で勝利をもぎ取った。

 ふたりこれがツアーレベルで3度目の対決だったが、シェルトンは初黒星を喫した。昨年の同大会では準々決勝で顔を合わせ、シェルトンが6-3 3-6 7-6(7) 6-2で勝っていた。

 期待に違わぬ熱戦となった注目のアメリカ人対決で勝者となったティアフォーはネット際でシェルトンと抱擁を交わしたあと、コートを指さして「これは僕の家だ」と繰り返し呟いた。

「まず第一に、ベンは信じられないような選手だと言わざるを得ない。彼はあらゆる種類のショットを打つし、悩みなど何もなさそうな感じで本当に鬱陶しい。彼は素晴らしいサービスを持っているし、本当にエネルギッシュだ」とティアフォーは試合後のオンコートインタビューで語った。

「彼は素晴らしいショットを打てるし、僕もそうだ。2人とも本当に動きがいい。だからハイライトが次から次に飛び出すんだ。皆さんがショーを楽しんでくれたらうれしいよ」

 ティアフォーは次のラウンドで、タイトル防衛を目指していた第2シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)を6-4 6-4 2-6 6-4で倒す金星を挙げて勝ち上がった第28シードのアレクセイ・ポプリン(オーストラリア)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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