ニューヨーク生まれのナバーロが過去未勝利だったUSオープンで前年女王ガウフを倒して準々決勝に進出「ここでプレーするのはとても特別なこと」

写真はディフェンディング・チャンピオンを倒してグランドスラム2大会連続となるベスト8進出を決めたエマ・ナバーロ(アメリカ)(Getty Images)


 シーズン最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月26日~9月8日/ハードコート)の女子シングルス4回戦で第3シードのココ・ガウフ(アメリカ)が第13シードのエマ・ナバーロ(アメリカ)に3-6 6-4 3-6で敗れ、大会連覇の夢が潰えた。

 第6ゲームでサービスダウンを喫して第1セットを落としたガウフは第2セット3-3からブレークされたあと3ゲームを連取して試合を振り出しに戻したが、第3セットで体勢を立て直したナバーロが相手のダブルフォールトにも助けられて2時間12分で勝利を決めた。

 ガウフはウィナーの数よりも多い19本のダブルフォールトを犯し、アンフォーストエラーを60本と量産した。

 これがツアーレベルで3度目の対決だった両者は7月にウインブルドンの4回戦でも顔を合わせ、ナバーロがガウフから初勝利(6-4 6-3)を挙げていた。

「過去2回のUSオープンは1回戦負けだったから、準々決勝に進出できたなんてかなりクレイジーなことだわ。ここは私は生まれた街だから、ここでプレーするのはとても特別なことなの」とナバーロは試合後のオンコートインタビューで語った。

「第2セットを落としたのは厳しかった。4-3で30-0とリードしていたのに、そこで少し停滞してしまった。第2セットのあとは立て直す必要があった」

 ナバーロは次のラウンドで、ワン・ヤファン(中国)を6-1 6-2で破って勝ち上がった第26シードのパウラ・バドーサ(スペイン)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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