世界152位の予選勝者ガデツキがトップ100の選手に3連勝で準決勝へ快進撃「誇りに思えることがたくさんある」 [グアダラハラ・オープン]

写真はオリビア・ガデツキ(オーストラリア)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「グアダラハラ・オープン・アクロン」(WTA500/メキシコ・ハリスコ州グアダラハラ/9月9~15日/賞金総額92万2573ドル/ハードコート)の女子シングルス準々決勝で、予選勝者のオリビア・ガデツキ(オーストラリア)がマルチナ・トレビザン(イタリア)を6-2 3-6 6-1で振りきりベスト4進出を果たした。

 立ち上がりから主導権を握って第1セットを先取したガデツキは1-3から3-3に追いついたあと2度連続でサービスダウンを喫して第2セットを取り返されたが、第3セット1-1から最後の5ゲームを連取して1時間48分で試合を締めくくった。

 世界ランク152位で今週までトップ100の選手から2勝しか挙げていなかった22歳のガデツキは2回戦で第2シードのダニエル・コリンズ(アメリカ)を6-3 6-3で倒す番狂わせを演じて初のツアー8強入りを決めており、100位以内の選手に3連勝を飾って快進撃を継続した。

「今週は誇りに思えることがたくさんある。とにかくここで戦い、活躍するチャンスを自分で掴んだ。全体的に自分を誇りに思う」とガデツキは試合後のオンコートインタビューで語った。

 ガデツキは次のラウンドで、カミラ・ラヒモワ(ロシア)を7-6(6) 6-2で破って勝ち上がったカミラ・オソリオ(コロンビア)と対戦する。

 もうひとつの準決勝は、カロリーヌ・ガルシア(フランス)とマグダレナ・フレッヒ(ポーランド)の顔合わせとなった。第5シードのフレッヒがワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したマリーナ・スタクシッチ(カナダ)を6-4 6-3で退け、第4シードのガルシアは第6シードのマリー・ブーズコバ(チェコ)が体調不良で棄権したため不戦勝で勝ち進んだ。

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写真◎Getty Images

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