フレッヒが2度目のツアー決勝で初のタイトル獲得「間違いなくキャリアでもっとも素晴らしい年」 [グアダラハラ・オープン]
WTAツアー公式戦「グアダラハラ・オープン・アクロン」(WTA500/メキシコ・ハリスコ州グアダラハラ/9月9~15日/賞金総額92万2573ドル/ハードコート)の女子シングルス決勝で、第5シードのマグダレナ・フレッヒ(ポーランド)が予選勝者のオリビア・ガデツキ(オーストラリア)を7-6(5) 6-4で退けツアー初優勝を飾った。
26歳のフレッヒがWTAツアーで決勝に進出したのは7月のプラハ以来だったが、2度目のチャンスで初勝利を挙げた。
すべてサービスキープで進んだ第1セットをタイブレークの末に先取したフレッヒは第2セット5-3からチャンピオンシップポイントを決めきれずにブレークバックを許したが、直後に3度目のブレークに成功して1時間56分で歓喜の瞬間を迎えた。
世界ランク152位で今週までトップ100の選手から2勝しか挙げていなかった22歳のガデツキは2回戦で第2シードのダニエル・コリンズ(アメリカ)を6-3 6-3で破る番狂わせを演じて初のツアー8強入りを決め、4試合連続で100位以内の選手に勝って決勝の舞台に辿り着いていた。
「オーストラリアン・オープン4回戦、プラハでの決勝、そしてここでのタイトル…。間違いなくキャリアでもっとも素晴らしい年だわ。今年の成果をとても誇りに思っている。本当に素晴らしい」とフレッヒは試合後にコメントした。
「これまでのハードワークが実を結びつつあることが凄くうれしい。この勢いを維持できるよう努力していくつもりよ」
先に行われたダブルス決勝では、第3シードのアンナ・ダニリナ(カザフスタン)/イリーナ・クロマキワ(ロシア)が第4シードのオクサーナ・カラシニコワ(ジョージア)/カミラ・ラヒモワ(ロシア)を2-6 7-5 [10-7]で倒して同ペアでのツアー2勝目を挙げた。
写真◎Getty Images
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