ラドゥカヌが前年の準優勝者ユアン・ユエを下して準々決勝へ、次はトップシードのカサキナ [韓国オープン]

写真はUSオープンでのエマ・ラドゥカヌ(イギリス)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「ハナ銀行韓国オープン」(WTA500/韓国・ソウル/9月16~22日/賞金総額92万2573ドル/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、2021年USオープン優勝者のエマ・ラドゥカヌ(イギリス)が前年の準優勝者で第8シードのユアン・ユエ(中国)を6-4 6-3で退け8強入りを決めた。

 3-4から3ゲームを連取して第1セットを先取したラドゥカヌは第2セットも3-0とリードし、サービスキープに苦しみながらも最後は合計6度目のブレークに成功して2時間4分で試合を締めくくった。

 ユアンは第2セット2-5から5つのマッチポイントを凌いだ末にブレークしたが、辛抱強くプレーし続けたラドゥカヌが次のゲームで7度目のマッチポイントをものにした。

 ラドゥカヌは次のラウンドで、ヘイリー・バティスト(アメリカ)を6-4 6-2で破って勝ち上がった第1シードのダリア・カサキナ(ロシア)と対戦する。上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、カサキナはこの試合が初戦だった。

「このコートはボールがかなり弾むから、彼女(カサキナ)に合っていると思う。でも私にとってはトップレベルの相手とプレーするすべての機会がとても貴重な経験になる。自信をつけることができるし、失うものは何もない訳だから」とラドゥカヌは次戦を見据えた。

 そのほかの試合では第3シードのベアトリス・アダッド マイア(ブラジル)がアイラ・トムヤノビッチ(オーストラリア)を6-3 6-4で下し、ビクトリヤ・トモバ(ブルガリア)はアマンダ・アニシモワ(アメリカ)がとリードされた時点で熱中症により棄権したため勝利が決まり、ベスト8が出揃った。

 準々決勝ではアダッド マイアがラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のポリーナ・クデルメトワ(ロシア)と、トモバはベロニカ・クデルメトワ(ロシア)と顔を合わせる。

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写真◎Getty Images

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