1年前に珠海で準優勝を飾った西岡良仁は新設大会の2回戦で元世界3位チリッチに敗れる [杭州オープン]

写真はシンシナティ・オープンでの西岡良仁(ミキハウス)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「杭州オープン」(ATP250/中国・浙江省杭州/9月18~24日/賞金総額108万1395ドル/ハードコート)の男子シングルス2回戦で、第8シードの西岡良仁(ミキハウス)はワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した元世界ランク3位のマリン・チリッチ(クロアチア)に4-6 1-6で敗れた。

 西岡は第1セット3-3から先にブレークしたが、試合を通して15本のサービスエースを決めたチリッチがそこから9ゲームを連取して主導権を握ると最初のサービング・フォー・ザ・マッチをきっちりキープして1時間9分で勝利を決めた。

 珠海選手権と入れ替わって新設された同大会に初めて出場した28歳の西岡は、1回戦でマクシミリアン・マルテレル(ドイツ)を6-4 6-2で破って勝ち上がっていた。西岡は1年前、珠海(ATP250/ハードコート)の決勝でカレン・ハチャノフ(ロシア)に6-7(2) 1-6で敗れはしたが準優勝を飾っていた。

 この結果でチリッチは、西岡との対戦成績を2勝0敗とした。両者は2018年7月にウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)の1回戦で一度顔を合わせており、チリッチが6-1 6-4 6-4で勝っていた。

 チリッチは準々決勝で、第1シードのオルガ・ルーネ(デンマーク)と予選から勝ち上がってきた日本の内山靖崇(積水化学工業)の勝者と対戦する。

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写真◎Getty Images

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