ツアー3勝目を目指した西岡良仁はハチャノフに敗れて準優勝 [珠海選手権]

写真は男子シングルスで優勝を飾ったカレン・ハチャノフ(ロシア/右)と準優勝の西岡良仁(ミキハウス)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「Huafa Properties珠海選手権」(ATP250/中国・広東省珠海/9月20~26日/賞金総額105万7295ドル/ハードコート)の男子シングルス決勝で、第8シードの西岡良仁(ミキハウス)は第1シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)に6-7(2) 1-6で敗れた。試合時間は1時間43分。

 同大会に4年ぶりの出場となった27歳の西岡は、昨年10月のソウル(ATP250/ハードコート)以来のツアー3勝目を挙げることはできなかった。初参戦だった2019年は、1回戦でアルベルト・ラモス ビノラス(スペイン)に2-6 1-6で敗れていた。

 この結果でハチャノフは、西岡との対戦成績を4勝1敗とした。今シーズンは1月にオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)の4回戦で顔を合わせ、ハチャノフが6-0 6-0 7-6(4)で勝っていた。

 今大会での西岡は1回戦でテレンス・アトマン(フランス)を0-6 6-4 6-2で、2回戦でロイド・ハリス(南アフリカ)を7-6(4) 7-6(5)で、準々決勝で第3シードのヤン レナード・ストルフ(ドイツ)を6-4 7-5で、準決勝ではアスラン・カラツェフ(ロシア)を6-4 6-4で破って決勝進出を決めていた。

 フレンチ・オープン準々決勝で背中を疲労骨折して戦線離脱を余儀なくされた27歳のハチャノフは、シングルスの復帰戦2戦目で2018年11月のパリ(ATP1000/室内ハードコート)以来となるツアー5勝目をマークした。

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写真◎Getty Images

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