ムチョバが激闘の末にサバレンカの連勝を終わらせ準決勝へ「非常に厳しい試合だった」 [チャイナ・オープン]

写真はカロリーナ・ムチョバ(チェコ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「チャイナ・オープン」(WTA1000/中国・北京/9月25日~10月6日/賞金総額895万75610ドル/ハードコート)の女子シングルス準々決勝で、カロリーナ・ムチョバ(チェコ)が第1シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)を7-6(5) 2-6 6-4で倒してベスト4進出を決めた。

 すべてサービスキープで進んだ第1セットを落としたサバレンカは相手のサービスゲームを2度破って第2セットを取り返したあと第3セットで4-2とリードしたが、ムチョバが最後の4ゲームを連取して2時間46分で勝利をもぎ取った。

 USオープンで3度目のグランドスラム制覇を果たしたサバレンカは8月のトロント準々決勝を最後に負けていなかったが、連勝は「15」でストップした。

「予想していた通り、非常に厳しい試合だった。彼女(サバレンカ)はこのところ最高のテニスをしている選手のひとりだから、ゆっくりしたスライスを打とうものなら強烈なショットを打ち込んでくる。だからこちらもしっかりと攻撃する準備ができてなければならない」とムチョバは試合後にコメントした。

「第2セットは少し力が足りなかった。少しレベルが落ちたところを彼女に攻め込まれてしまった。とにかく第2セットを乗り越えて立ち直ろうと考え、第3セットではすべてのボールでファイトしようと心掛けた。接戦で私は何とかすべてのボールを返そうと奮闘したけど、最終的にその甲斐があったわ」

 ムチョバは次のラウンドで、第17シードのミルラ・アンドレエワ(ロシア)を5-7 6-0 6-4で破って勝ち上がった第5シードのジェン・チンウェン(中国)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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