2020年オーストラリアン・オープン女王ケニンに第3セット2-5から勝利、伊藤あおいが鮮烈なWTAツアー本戦デビュー [木下グループジャパンオープン]

写真は2023年安藤証券オープン東京での伊藤あおい(SBC メディカルグループ)(Getty Images)


 国内開催のWTAツアー公式戦「木下グループジャパンオープンテニスチャンピオンシップス」(WTA250/大阪府大阪市・モリタテニスセンター靱/本戦10月14~20日/賞金総額26万7082ドル/ハードコート)の女子シングルス1回戦で、伊藤あおい(SBC メディカルグループ)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したソフィア・ケニン(アメリカ)に6-2 3-6 7-5で競り勝ちツアー本戦白星デビューを飾った。

 第1セットを落としたケニンは第2セットを取り返したあと第3セットで5-2とリードしたが、伊藤が最後の5ゲームを連取して1時間48分で勝利をもぎ取った。

 同大会に2年連続出場となる20歳の伊藤は、予選2試合を勝ち抜き本戦入り。ツアー初挑戦だった昨年は、予選1回戦でバレリア・サビンキ(ロシア)に6-7(6) 1-6で敗れていた。

 両者は今回が初顔合わせ。25歳のケニンは2020年2月にオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)でグランドスラム初制覇を果たし、10月にはフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)で準優勝を飾って同年のWTAプレーヤーアワードで最優秀選手賞に選ばれた。

 伊藤は2回戦で、第8シードのエリザベッタ・コッチャレット(イタリア)とラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のジェシカ・ポンシェ(フランス)の勝者と対戦する。

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写真◎Getty Images

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