ワウリンカが大会史上最年長記録の39歳で8強入り「レベルの高いプレーができた」 [ATPストックホルム]

写真はロレックス上海マスターズでのスタン・ワウリンカ(スイス)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「BNPパリバ・ノルディック・オープン」(ATP250/スウェーデン・ストックホルム/10月14~20日/賞金総額76万7455ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス2回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦した元世界ランク3位のスタン・ワウリンカ(スイス)がアレハンドロ・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)を6-4 3-6 7-5で倒し、大会史上最年長の39歳で8強入りを決めた。

 第7ゲームでブレークしたリードを守って第1セットを先取したワウリンカは3-4から初のサービスダウンを喫して第2セットを取り返されたが、第3セットで2度先にリードされながらその都度追いつくと5-5から最後の2ゲームを連取して2時間12分で勝利をもぎ取った。

「この試合を勝ち抜くことができて凄くうれしい。今日の相手は強敵だったけどレベルの高いプレーができたし、ここで2試合に勝つことができてよかった」とワウリンカは試合後のオンコートインタビューで語った。

 ワウリンカは次のラウンドで、アレクサンドル・ミュレー(フランス)を6-4 6-1で破って勝ち上がった第1シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)と対戦する。上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、ルブレフはこの試合が初戦だった。

 そのほかの試合ではグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)がカンタン・アリス(フランス)を7-6(1) 6-3で、ミオミル・キツマノビッチ(セルビア)は第5シードのニコラス・ジャリー(チリ)に6-4 4-6 7-6(2)で競り勝ちベスト8が出揃った。

 準々決勝ではディミトロフがドミニク・ストリッカー(スイス)と、キツマノビッチは第4シードのトミー・ポール(アメリカ)と顔を合わせる。

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写真◎Getty Images

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