ジャリーが1回戦でマッチポイントを凌いでイーメルに逆転勝利「2人ともメンタル的にとても強かった」 [ATPストックホルム]

写真はUSオープンでのニコラス・ジャリー(チリ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「BNPパリバ・ノルディック・オープン」(ATP250/スウェーデン・ストックホルム/10月14~20日/賞金総額76万7455ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス1回戦で、第5シードのニコラス・ジャリー(チリ)が1セットダウンから巻き返してワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したエリアス・イーメル(スウェーデン)に2-6 6-4 7-6(7)で競り勝った。

 2-3から2度連続でサービスダウンを喫して第1セットを落としたジャリーはワンブレーク差で第2セットを取り返し、すべてサービスキープで突入した第3セットのタイブレークで最初のマッチポイントを凌がれたあと6-7から最後の3ポイントを連取して2時間26分で勝利をもぎ取った。

「最後はお互いにとって非常に難しかった。素晴らしいポイントの応酬だった」とジャリーは激闘を振り返った。

「僕たちは2人ともメンタル的にとても強く、チャンスを与えなかった。最後に相手よりも少しだけアグレッシブにプレーできてよかった。タイブレークでは凄くいいサービスを打つことができ、相手にあまりチャンスを与えなかった」

 ジャリーは次のラウンドで、キャメロン・ノリー(イギリス)を6-4 6-4で破って勝ち上がったミオミル・キツマノビッチ(セルビア)と対戦する。

 そのほかの試合ではアレクサンドル・ミュレー(フランス)がワイルドカードを得て参戦したレオ・ボルグ(スウェーデン)を6-3 7-6(5)で振りきり、予選勝者のジェイコブ・ファーンリー(イギリス)がコランタン・ムーテ(フランス)を6-2 7-6(5)で退け、予選勝者のラスロ・ジェレ(セルビア) はペドロ・マルチネス(スペイン)を6-2 6-0で下してそれぞれ2回戦に駒を進めた。

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写真◎Getty Images

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