2021年大会チャンピオンのポールが39歳ワウリンカを退け3年ぶりの決勝進出「かなりレベルを上げなくてはならなかった」 [ATPストックホルム]

写真は2023年ロレックス・パリ・マスターズでのトミー・ポール(アメリカ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「BNPパリバ・ノルディック・オープン」(ATP250/スウェーデン・ストックホルム/10月14~20日/賞金総額76万7455ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス準決勝で、第4シードのトミー・ポール(アメリカ)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した元世界ランク3位のスタン・ワウリンカ(スイス)を6-3 6-2で下して今季3勝目に王手をかけた。

 第6ゲームでブレークしたリードを守って第1セットを先取したポールは第2セットも2-0とリードし、3-2から最後の3ゲームを連取して1時間20分で勝利を決めた。

「スタンは素晴らしい選手だ。彼は素晴らしい1週間を過ごした。彼の試合を観るのは本当に楽しいし、今日の試合も凄く楽しかった」とポールは試合後のオンコートインタビューで語った。

「彼に勝つにはかなりレベルを上げなくてはならなかったから、今日の戦いには本当に満足している」

 2021年大会チャンピオンのポールはキャリア7度目のツアー決勝で、第7シードのタロン・グリークスプア(オランダ)を2-6 7-5 6-4で破って勝ち上がった第3シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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