国内最大のWTAツアー公式戦「東レ パン・パシフィック・オープンテニス」（東京都江東区・有明コロシアムおよび有明テニスの森公園コート／本戦10月21～27日／賞金総額92万2573ドル／ハードコート）の本戦が始まり、初日は女子シングルス1回戦5試合と女子ダブルス1回戦2試合が行われた。

　シングルスは第8シードのレイラ・フェルナンデス（カナダ）、バルバラ・グラチェワ（フランス）、バルバラ・グラチェワ（フランス）、ビクトリヤ・トモバ（ブルガリア）、予選勝者のゼイネップ・ソンメス（トルコ）、ワイルドカード（主催者推薦枠）で出場したビアンカ・アンドレスク（カナダ）が2回戦に駒を進めた。

　ディフェンディング・チャンピオンのベロニカ・クデルメトワ（ロシア）がセンターコートの開幕試合でトモバに6-7(3) 3-6で敗れ、第7シードのマグダレナ・フレッヒ（ポーランド）はソンメスに6-1 4-6 3-6で逆転負けを喫してシードダウン第一号となった。

 　地元日本勢は2年連続で予選を突破した本玉真唯（安藤証券）がグラチェワに1-6 6-7(3)で、予選を勝ち抜きWTAツアー本戦デビューを飾った山口芽生（フリー）はアンドレスクに5-7 3-6で敗れた。

　ショーコートで行われたダブルスでは、第3シードのソフィア・ケニン／ベサニー・マテック サンズ（ともにアメリカ）とピアンタン・プリプーチ（タイ）／ツァオ・チアイー（台湾）が初戦を突破した。

　10月22日(火)は11時00分から、女子シングルス1回戦残り10試合と女子ダブルス1回戦3試合が行われる予定になっている。

　東レ パン・パシフィック・オープンはWTA500に格付けされる大会で、シングルス28ドロー＆ダブルス16ドローで争われる。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[　]数字はシード順位、WCはワイルドカード（主催者推薦枠）、Qは予選勝者、Ret.は途中棄権

本戦初日◎10月21日｜試合結果

コロシアム

第1試合｜女子シングルス1回戦

○11ビクトリヤ・トモバ（ブルガリア）7-6(3) 6-3 ●12ベロニカ・クデルメトワ（ロシア）

第2試合｜女子シングルス1回戦

○5バルバラ・グラチェワ（フランス）6-1 7-6(3) ●6本玉真唯（日本／安藤証券）[Q]

第3試合｜女子シングルス1回戦

○15ゼイネップ・ソンメス（トルコ）[Q] 1-6 6-4 6-3 ●16マグダレナ・フレッヒ（ポーランド）[7]

第4試合｜女子シングルス1回戦

○8レイラ・フェルナンデス（カナダ）[8] 5-7 6-2 5-2 Ret. ●7アリャクサンドラ・サスノビッチ（ベラルーシ）[LL]

第5試合｜女子シングルス1回戦

○29ビアンカ・アンドレスク（カナダ）[WC] 7-5 6-3 ●30山口芽生（日本／フリー）[Q]

ショーコート

第1試合｜女子ダブルス1回戦

○12ソフィア・ケニン／ベサニー・マテック サンズ（アメリカ）[3] 7-5 6-2 ●11ワン・シンユー／ジェン・サイサイ（中国）

第2試合｜女子ダブルス1回戦

○4ピアンタン・プリプーチ／ツァオ・チアイー（タイ／台湾）7-5 2-6 [10-3] ●3清水綾乃／清水映里（Team LB／東通産業）[WC]