カサキナが自国の後輩アンドレエワを倒して今季2勝目「すべての試合が物凄くタフだった」 [寧波オープン]

写真はチャイナ・オープンでのダリア・カサキナ(ロシア)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「寧波オープン」(WTA500/中国・浙江省寧波/10月14~20日/賞金総額92万2573ドル/ハードコート)の女子シングルス決勝で、第5シードのダリア・カサキナ(ロシア)が自国の後輩でもあるミルラ・アンドレエワ(ロシア)を6-0 4-6 6-4で倒して今季2勝目を挙げた。

 27歳のカサキナがWTAツアーの同種目でタイトルを獲得したのは、6月のイーストボーン以来でキャリア8度目(準優勝11回)となる。

 1ゲームも落とさず第1セットを先取したカサキナは2度ずつブレークし合って迎えた4-5からサービスダウンを喫して第2セットを取り返されたが、第3セット0-3から5-3と逆転すると最初のサービング・フォー・ザ・チャンピオンシップをきっちりキープして1時間54分で勝利を決めた。

「正直に言って、とても厳しい1週間だった。すべての試合が物凄くタフだった。準々決勝では2つのマッチポイントを握られながら巻き返し、今日も(第3セット)0-3で、ほとんど0-4にされるところだった

「今週は多くの課題に取り組んでいたから、このトロフィーには大きな意味がある。本当に誇りに思う」

 今シーズンのカサキナはここまでWTA500大会で6度決勝に進出したが、戦績は2勝4敗となった。

「一貫性という意味では今年が最高だと思う。メンタル的にもコート外でもそうだし、自分の仕事ぶりや事の成り行きにはかなり満足している。文句のつけようがないわ」

 先に行われたダブルス決勝では、今大会で初めてペアを組んだデミ・シヒュース(オランダ)/ユアン・ユエ(中国)が第1シードのニコール・メリカ マルチネス(アメリカ)/エレン・ペレス(オーストラリア)を6-3 6-3で下して優勝を飾った。

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写真◎Getty Images

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