ダニロビッチが2018年7月以来のツアー2勝目「とても興奮している」 [広州オープン]
WTAツアー公式戦「広州オープン」(WTA250/中国・広州/10月21~27日/賞金総額26万7082ドル/ハードコート)の女子シングルス決勝で、オルガ・ダニロビッチ(セルビア)が予選勝者のキャロライン・ドラハイド(アメリカ)を6-3 6-1で下してチャンピオンに輝いた。
23歳のダニロビッチがWTAツアーの同種目でタイトルを獲得したのは、2018年7月のモスクワ(WTAインターナショナル/クレーコート)以来でキャリア2度目(準優勝1回)となる。2週間前にW100大会のグランカナリアでタイトルを獲得して今大会を迎えていたダニロビッチは、連勝を10」に伸ばした。
相手のサービスゲームを2度破って第1セットを先取したダニロビッチは第2セット第1ゲームで唯一のサービスダウンを喫したが、続く6ゲームを連取して1時間15分で歓喜の瞬間を迎えた。
ふたりはこれが3度目の対決だったが、ドラハイドは3連敗を喫した。直近では2021年8月にUSオープンの予選で対決し、ダニロビッチが6-4 0-6 6-2で勝っていた。
決勝までの道のりでダニロビッチが1セットしか落とさなかったのに対し、予選で2試合をプレーしたドラハイドは第3セットのタイブレークにもつれ込んだ2試合を含む3つのフルセットマッチを乗り越えていた。
「本当にうれしい。今週は大会を通して素晴らしいプレーができた。自分自身とチームを誇りに思う。自分の実力を示し、それを自分自身に証明できたことが一番の成果だと感じている」とダニロビッチは試合後にコメントした。
「だから凄く幸せだし、このような形でシーズンを締めくくることができてとても興奮しているわ」
先に行われたダブルス決勝では第1シードのカテリーナ・シニアコバ(チェコ)/ジャン・シューアイ(中国)がカタジーナ・ピテール(ポーランド)/ファニ・シュトーラ(ハンガリー)を6-4 6-1で退け、初めてペアを組んだ大会で優勝を飾った。
写真◎Getty Images
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