ツアーレベル4大会目の17歳コルネエワが1日2試合に勝ってベスト4へ快進撃 [メリダ・オープン]
WTAツアー公式戦「メリダ・オープン・アクロン」(WTA250/メキシコ・ユカタン州メリダ/10月28日~11月3日/賞金総額26万7082ドル/ハードコート)の女子シングルス準々決勝で、17歳のアリナ・コルネエワ(ロシア)がサラ・ソリベス トルモ(スペイン)を6-3 6-1で退けベスト4進出を決めた。
5-3から2度目のブレークに成功して第1セットを先取したコルネエワは第2セットも4-0とリードし、最初のサービング・フォー・ザ・マッチをラブゲームでキープして1時間33分で試合を締めくくった。
これに先立ちコルネエワは前日に延期となっていた2回戦を戦い、第5シードのアンナ・ブリンコワ(ロシア)を7-5 6-2で倒していた。コルネエワがWTAツアーの本戦でプレーするのはこれが4度目だが、シングルスで連勝したのは今回が初となる。
2023年シーズンに全豪ジュニアと全仏ジュニアを制したコルネエワは10月のITFワールドテニスツアー・ジュニアファイナルズ(中国・成都/室内ハードコート)でも優勝し、同年のITF世界チャンピオン(ジュニア部門)に選ばれた。
コルネエワは次のラウンドで、第1シードのレナタ・サラスア(メキシコ)を3-6 6-3 6-4で破って勝ち上がったゼイネップ・ソンメス(トルコ)と対戦する。
もうひとつの準決勝は、アン・リー(アメリカ)とポリーナ・クデルメトワ(ロシア)の顔合わせとなった。リーがジル・タイヒマン(スイス)を6-1 6-1で下し、クデルメトワはニーナ・ストヤノビッチ(セルビア)に5-7 6-4 6-3で逆転勝利をおさめた。
写真◎Getty Images
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