2007年生まれ15歳同士のロシア勢対決でアンドレエワに勝ったコルネエワがジュニア女子シングルスのチャンピオンに輝く [オーストラリアン・オープン]

写真は試合後に抱き合ってお互いの健闘を称え合うアリナ・コルネエワ(ロシア/右)とミラ・アンドレエワ(ロシア)(Getty Images)


 今年最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月16~29日/ハードコート)のジュニア女子シングルス決勝で、第9シードのアリナ・コルネエワ(ロシア)が第7シードのミラ・アンドレエワ(ロシア)との同胞対決を6-7(2) 6-4 7-5で制してチャンピオンに輝いた。

 ともに2007年生まれで15歳の両者はITF世界ジュニアランキングでもアンドレエワが14位でコルネエワは15位と拮抗しており、試合はお互いに決め手を欠きながらの競り合いとなった。コルネエワは第3セット5-4で試合を終わらせるチャンスを2度凌がれてブレークバックを許したが、6-5としてふたたび迎えたサービング・フォー・ザ・チャンピオンシップをラブゲームでキープして3時間18分の死闘を締めくくった。

 試合を終えたふたりはネット際で長く抱擁してお互いの健闘を称え合い、ベンチに戻ったアンドレエワは暫く座り込んで涙を流した。コルネエワも観客に勝利の挨拶を終えてラケットをベンチに置いたあと、感情が溢れ出してむせび泣いた。

 今大会でのアンドレエワとコルネエワはペアを組んでダブルスに第2シードとして出場して3試合を勝ち上がり、準決勝で第4シードの木下晴結(LYNX TA大阪)/齋藤咲良(MAT Tennis Academy)に3-6 5-7で敗れていた。

 ふたりは2021年に14才以下国別対抗戦「ワールドジュニア」(チェコ・プレステヨフ/クレーコート)のロシア代表としてともにプレーし、母国の世界一に貢献していた。


ジュニア女子シングルスで優勝を飾ったアリナ・コルネエワ(ロシア/右)と準優勝のミラ・アンドレエワ(ロシア)(Getty Images)

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写真◎Getty Images

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