ゴルビッチがスランコバに4連勝で2016年7月以来のツアー2勝目「粘り強さが報われた」 [江西オープン]

写真はチャイナ・オープンでのビクトリヤ・ゴルビッチ(スイス)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「江西オープン」(WTA250/中国・江西省九江/10月28日~11月3日/賞金総額26万7082ドル/ハードコート)の女子シングルス決勝で、ビクトリヤ・ゴルビッチ(スイス)が第2シードのレベッカ・スランコバ(スロバキア)を6-3 7-5で倒してチャンピオンに輝いた。

 32歳のゴルビッチがWTAツアーでタイトルを獲得したのは、2016年7月のグスタード以来でキャリア2度目(準優勝3回)となる。

 元世界ランク35位のゴルビッチはオーストラリアン・オープン以降今大会までツアーレベルで連勝することができず168位まで落としており、今季のWTAツアーでもっともランキングの低いチャンピオンとなった。

 相手のサービスゲームを2度破って第1セットを先取したゴルビッチは第2セットで1-3とリードを許したが、直ぐに追いつくと6-5から4度目のブレークに成功して1時間51分で歓喜の瞬間を迎えた。

 ふたりはこれが4度目の対決だったが、スランコバはすべてストレートで4連敗を喫した。準優勝を飾った9月のモナスティルまでツアーレベルで2試合以上連続で勝ったことがなかった28歳のスランコバは、同月のホアヒンに続く2勝目を目指していた。

「信じられないような気分だわ。粘り強さが報われた。長くツアーに参加し、そのレベルにいることができたことを誇りに思う」とゴルビッチは試合後にコメントした。

「ツアーでの生活は過酷だけど、永遠にアスリートでいられる訳じゃない。だから私はできるだけ楽しんでいる。あと何年プレーできるかわからないけど、もっとハイライトを作れるよう願っている」

 先に行われたダブルス決勝ではグオ・ハンユー(中国)/内島萌夏(安藤証券)が第4シードのカタジーナ・ピテール(ポーランド)/ファニ・シュトーラ(ハンガリー)に7-6(5) 7-5で競り勝ち、初めてペアを組んだ大会で優勝を飾った。

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写真◎Getty Images

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