元世界3位チリッチが優勝した優勝した9月の杭州以来となる5大会ぶりの勝利をゲット [ベオグラード・オープン]

写真はロレックス・パリ・マスターズでのマリン・チリッチ(クロアチア)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ベオグラード・オープン」(ATP250/セルビア・ベオグラード/11月3~9日/賞金総額65万1865ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス1回戦で元世界ランク3位のマリン・チリッチ(クロアチア)がアレクサンドル・ミュレー(フランス)を7-6(2) 6-3で退け、優勝した9月の杭州以来となる5大会ぶりの勝ち星を挙げた。

 4-5からブレークバックに成功したチリッチはもつれ込んだタイブレークを制して第1セットを先取し、第2セットで相手のサービスゲームを2度破って1時間33分で試合を締めくくった。

「調子はよかったけど、しばらくプレーしていなかったからプレーの強度を見出すのが難しい。今日はそのバランスを見つける必要があったし、コンディションとボールに慣れるのに少し時間がかかった」とチリッチは試合を振り返った。

「30分ほどしたらショットや動き、サービスの感覚がよくなり始めた。そこからは最後まで素晴らしかった。本当に気持ちよくプレーできたよ」

 2014年USオープン優勝者のチリッチは次のラウンドで、第4シードのイリ・ラフェチュカ(チェコ)と対戦する。上位4シードは初戦がBYEで免除されており、2回戦からの登場となる。

 そのほかの試合では第7シードのトマス マルティン・エチェベリ(アルゼンチン)、クリストファー・オコネル(オーストラリア)、予選勝者のデニス・シャポバロフ(カナダ)、ドゥサン・ラヨビッチ(セルビア)、ダニエル・アルトマイヤー(ドイツ)、アレクサンダー・コバチェビッチ(アメリカ) 、予選勝者のルーカス・クライン(スロバキア)が2回戦に駒を進めた。

 本戦初日となった日曜日のシングルスでは第6シードのブランドン・ナカシマ(アメリカ)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したハマド・メジェドビッチ(セルビア)に6-3 5-7 3-6で逆転負けを喫したほか、ファビアン・マロジャン(ハンガリー)が初戦を突破していた。

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写真◎Getty Images

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