女子トップ8によるエリート大会「WTAファイナルズ・リヤド」（ファイナルズ／サウジアラビア・リヤド／11月2～9日／賞金総額1525万ドル／室内ハードコート）の大会4日目は、オレンジ・グループとホワイト・グループのラウンドロビン（総当たり戦）第2戦が行われた。

　同日の第2試合で第8シードのバーボラ・クレイチコバ（チェコ）が第6シードのジェシカ・ペグラ（アメリカ）を6-3 6-3で下してシングルスでの大会初勝利を挙げ、続く第3試合では第3シードのココ・ガウフ（アメリカ）がディフェンディング・チャンピオンで第2シードのイガ・シフィオンテク（ポーランド）を6-3 6-4で倒して2連勝を飾った。

　この結果で2位以上を確保したガウフの決勝トーナメント進出が決まり、2試合連続ストレート負けのペグラは予選敗退となった。

　またシフィオンテクが敗れたことにより、アーニャ・サバレンカ（ベラルーシ）がWTAランキングで初の年末世界ナンバーワンとなることが確定した。

　大会5日目のシングルスはパープル・グループの第3戦が行われる予定で、対戦カードは第1シードのアーニャ・サバレンカ（ベラルーシ）と第5シードのエレーナ・ルバキナ（カザフスタン）、第4シードのジャスミン・パオリーニ（イタリア）と第7シードのジェン・チンウェン（中国）となっている。

　WTAファイナルズはWTAツアー最終戦で、今季の成績上位8名（ダブルスは8組）のみで争われる。4人（ダブルスは4組）ずつのグループに分かれたラウンドロビンを行い、上位2名（ダブルスは2組）ずつが決勝トーナメントに進出する形式で行われる。

※[　]数字はシード順位

大会4日目◎11月5日｜試合結果

ラウンドロビン｜女子シングルス

オレンジ・グループ

●イガ・シフィオンテク（ポーランド）[2] 3-6 4-6 ○ココ・ガウフ（アメリカ）[3]

●ジェシカ・ペグラ（アメリカ）[6] 3-6 3-6 ○バーボラ・クレイチコバ（チェコ）[8]

オレンジ・グループ｜暫定順位

1位 ガウフ：2勝0敗（セット4-0、ゲーム24-12）
2位 クレイチコバ：1勝1敗（セット3-2、ゲーム25-23）
3位 シフィオンテク：1勝1敗（セット2-3、ゲーム24-25）
4位 ペグラ：0勝2敗（セット0-4、ゲーム11-24）

ラウンドロビン｜女子ダブルス

ホワイト・グループ

○ガブリエラ・ダブロウスキー／エリン・ロウトリフ（カナダ／ニュージーランド）[2] 1-6 7-6(1) [11-9] ●サラ・エラーニ／ジャスミン・パオリーニ（イタリア）[4]

●キャロライン・ドラハイド／デザレー・クラブチェク（アメリカ）[5] 6-3 3-6 [7-10] ○チャン・ハオチン／ベロニカ・クデルメトワ（台湾／ロシア）[7]

ホワイト・グループ｜暫定順位

1位 ダブロウスキー／ロウトリフ：2勝0敗（セット4-1、ゲーム22-22）
2位 エラーニ／パオリーニ：1勝1敗（セット3-3、ゲーム20-16）
3位 チャン／クデルメトワ：1勝1敗（セット2-3、ゲーム20-22）
4位 ドラハイド／クラブチェク：0勝2敗（セット2-4、ゲーム16-18）

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