イタリアがオランダを下して2年連続3度目の優勝 [デビスカップ・ファイナルズ]

写真は2年連続3度目の優勝を飾ったイタリア代表チーム(Getty Images)


 男子テニスの国別対抗戦「デビスカップ・ファイナルズ」決勝トーナメント(スペイン・アンダルシア州マラガ/11月19~24日/室内ハードコート)は最終日を迎え、決勝で第1シードのイタリア(グループA・1位)がオランダ(グループA・2位)を2勝0敗で下して栄冠に輝いた。

 第1試合でマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)がボティック・ファン デ ザンツフープ(オランダ)を6-4 6-2で倒し、第2試合のエース対決でヤニク・シナー(イタリア)がタロン・グリークスプア(オランダ)を7-6(2) 6-2で退けた。シングルス2試合で決着がついたため、ダブルスの試合は行われなかった。

 イタリアが同大会でタイトルを獲得したのは、47年ぶりの優勝を果たした昨年に続いて3度目(1976年、2023~24年)となる。

 9月のグループステージ(イタリア・ボローニャ)を3戦全勝の首位で突破したイタリアは決勝トーナメントの初戦でアルゼンチン(グループD・2位)を2勝1敗で、準決勝では前年の準優勝国で第2シードのオーストラリア(グループB・2位)を2勝0敗で破って決勝進出を決めていた。

 デビスカップは2019年から、ITFとスペインの元サッカー選手ジェラール・ピケによって設立された投資団体コスモスの協力(昨年1月にパートナーシップは終了)によって開発された新フォーマットに変更されている。

 今年のファイナルズは16ヵ国が4チームによる4グループに別れてグループステージ(イタリア・ボローニャ、イギリス・マンチェスター、スペイン・バレンシア、中国・広東省珠海/9月10~15日/室内ハードコート)のラウンドロビン(総当たり戦)を行い、各グループの上位2チームが11月の決勝トーナメントに進出して優勝チームを決定した。

※国名の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位

決勝トーナメント最終日◎11月24日|試合結果

決勝

1イタリア[1](グループA・1位)2-0 7オランダ(グループA・2位)

R1 ○マッテオ・ベレッティーニ 6-4 6-2 ●ボティック・ファン デ ザンツフープ
R2 ○ヤニク・シナー 7-6(2) 6-2 ●タロン・グリークスプア
R3 シモーネ・ボレッリ/アンドレア・ババッソーリ 打切 ヴェスレイ・クールホフ/ボティック・ファン デ ザンツフープ

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写真◎Getty Images

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