元ジュニア世界1位の坂本怜が18歳でチャレンジャー大会初優勝、プロ転向後の初タイトルを獲得 [CH75四日市チャレンジャー]

写真は木下グループジャパンオープンでの坂本怜(誉高校)(Getty Images)


 国内開催のATPツアー下部大会「四日市チャレンジャー」(チャレンジャー75/三重県四日市市・四日市テニスセンター/本戦11月25日~12月1日/賞金総額8万2000ドル/ハードコート)の男子シングルス決勝で、ワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦した坂本怜(誉高校)が予選勝者のクリストフ・ネグリツ(ドイツ)に1-6 6-3 6-4で逆転勝利をおさめて優勝を飾った。

 2度サービスダウンを喫して第1セットを落とした坂本はそのあと一度もピンチに直面することなく自分のサービスゲームをすべてキープし、最後の2セットで一度ずつブレークに成功して1時間42分で試合を締めくくった。

 元ジュニア世界ランク1位で18歳の坂本がチャレンジャー大会の本戦でプレーしたのはこれが6度目だったが、前週の横浜(チャレンジャー75/ハードコート)で8強入りしたのがこれまでの最高成績だった。

 今大会での坂本は1回戦で予選勝者のフィリップ・ヘニング(南アフリカ)を6-4 6-3で、2回戦で中川直樹(SBC メディカルグループ)を7-6(9) 6-3で、準々決勝で内田海智(富士薬品)を6-4 7-6(3)で、準決勝では望月慎太郎(木下グループ)を6-2 4-6 6-4で破って決勝進出を決めていた。

 男子ダブルスでチャンピオンに輝いた9月のUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)でジュニアを卒業した坂本にとって、これはプロ転向後の初タイトルとなる。

大会最終日◎12月1日|試合結果

男子シングルス決勝

○10坂本怜(日本/誉高校)[WC] 1-6 6-3 6-4 ●31クリストフ・ネグリツ(ドイツ)[Q]

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[WC]はワイルドカード(主催者推薦枠)、[Q]は予選勝者

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写真◎Getty Images

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