2025年から27年までの『ファイナル8』開催国がイタリアに決定 [デビスカップ]

写真は2024年デビスカップで2年連続3度目の優勝を飾ったイタリア代表チーム(Getty Images)


 男子テニスの国別対抗戦「デビスカップ」が公式サイトを更新し、トーナメント公式で世界一を争う『ファイナル8』を2025年から27年までイタリアで開催すると発表した。

 デビスカップは2019年に国際テニス連盟(ITF)とスペインの元サッカー選手ジェラール・ピケによって設立された投資団体コスモスの協力(ITFとコスモスのパートナーシップは既に終了)によって開発された新フォーマットに変更されたが、2025年から新たな形式で開催されることになっている。

 今年まではホーム&アウェー方式の予選ラウンドを経てグループステージのラウンドロビン(4チームによる4グループの総当たり戦)を勝ち抜いた8ヵ国が決勝トーナメントに進出して世界一を争ったが、来年からはホーム&アウェー方式の予選1回戦(26ヵ国13対戦)と予選2回戦(14ヵ国7対戦)を勝ち抜いた7ヵ国が『ファイナル8』に進出し、開催国を加えた8チームがトーナメント方式で戦い優勝チームを決定する。

 ホーム&アウェー方式がシングルス4試合とダブルス1試合(初日にシングルス2試合、2日目にダブルス1試合とシングルス2試合)の3ポイント先取、トーナメント方式はシングルス2試合とダブルス1試合の2ポイント先取で勝者を決め、原則的に勝敗がかかる試合はすべてベスト・オブ・3セットマッチで行われる。

 2025年大会のファイナル8はエミリア ロマーニャ州ボローニャで行われる予定になっており、2023年&24年優勝国のイタリアは開催国枠で出場が決まっている。

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写真◎Getty Images

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