ジュニアの部チャンピオン坂本怜が2025年オーストラリアン・オープンの予選ワイルドカードを獲得、今季にトップ200デビューのトゥロター・ジェームズとともにグランドスラム一般の部に初挑戦へ

写真は2024年オーストラリアン・オープンのジュニア男子シングルスで優勝を飾った坂本怜(IMG/中央)(Getty Images)


 2025年シーズン最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月12~26日/ハードコート)が予選のエントリーリストを発表し、男子日本勢は内山靖崇(積水化学工業)、島袋将(有沢製作所)、清水悠太(三菱電機)、トゥロター・ジェームズ(Shink)、綿貫陽介(SBC メディカルグループ)、坂本怜(IMG)の6人が名を連ねた。

 世界ランク412位で前年にジュニアの部でチャンピオンに輝いた18歳の坂本がワイルドカード(主催者推薦枠)を受け取り、ケガで半年以上の戦線離脱余儀なくされたため300位以下に落としている26歳の綿貫はプロテクト・ランキング(ケガなどで長期休養を余儀なくされた選手への救済措置)でエントリーした。

 今季にトップ200デビュー(最高182位)を果たした25歳のトゥロターと坂本は、グランドスラム大会一般の部に初挑戦となる。

 そのほかの男子日本勢は西岡良仁(ミキハウス)とダニエル太郎(エイブル)がダイレクトインで、錦織圭(ユニクロ)がプロテクト・ランキング48位でシングルスの本戦入りが決まっており、渡邉聖太(橋本総業ホールディングス)/柚木武(イカイ)は先月に中国・四川省成都で開催されたアジア・パシフィックWILDCARDプレーオフを勝ち抜き本戦ワイルドカードで出場する権利を手にしている。

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写真◎Getty Images

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